御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。 (創世記3:9) ------------------ 船から剣を落とした人がいました。 剣は揺らめいてアッという間に水の中に沈んでいきます。 すると彼は、「落ちたのはここからだ」と船べりに傷をつけ、こう言いました。 「ヨシ!これでいつでも探せるぞ!」 落語に出てきそうな話ですが、3世紀の中国の ...

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彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 (創世記3:8) ------------------ 緊急地震速報の音を聞くと嫌な感じがするのは不協和音が使われているからです。 踏切の「カーン、カーン、カーン」という警告音も不協和音の組み合わせです。 不安や警戒感を ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

ほんとうに神が言われたのですか (創世記3:1) ------------------ エデンの園でへびは3段階にわたって人間にアプローチしました。 (1)疑い へびは 「ほんとうに神が言われたのですか」 (創世記3:1) と人間に疑いを起こさせます。 しかも、 「園にあるどの木からも取って食べるな」 (創世記3:1) と、さも神が人間を全ての点で縛っている ...

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そこで主なる神は彼をエデンの園から追い出して、人が造られたその土を耕させられた。 (創世記3:23) ------------------ 今年は『アンネの日記』が出版されてちょうど70年の年に当たります。 第二次大戦中のナチス・ドイツによるユダヤ人ホロコーストの事実は人類の大きな汚点の一つです。 フランクル著『夜と霧』に記された強制収容所の様子に人間の罪の ...

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さて主なる神が造られた野の生き物のうちで、へびが最も狡猾であった。 (創世記3:1) ------------------ 「なぜ神はサタンを造ったのですか?」 キリスト教入門講座でよく受ける質問です。 「へびさえいなければ、こんなひどい状況にはならなかったのに…」 そのお気持ちには同情できます。 しかし私の答は 「わかりません」 の一言です。 なぜこの世に ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。 (創世記2:17) ------------------ 渋谷駅のハチ公像前は待ち合わせ場所の定番です。 「忠犬ハチ公」の話が人々の心を打つのは、飼い主の死後10年間、ハチが朝夕渋谷駅に迎えに行った忠実さにあります。 神が人間をエデンの園に住まわせ、その管理を委ねた時に求められたのはこの忠実さです。 -*-* ...