列王紀上,御言葉

ひとりの人が何心なく弓をひいて、イスラエルの王の胸当と草摺の間を射た (列王紀上22:34) ------------------ 北イスラエルのアハブ王と南ユダのヨシャパテ王は、共同で敵国スリヤと対戦することになりました。 アハブが失われた領土を取り戻そうとして、ヨシャパテを誘ったのです。 アハブは悪王なので悪だくみが得意です。 彼はヨシャパテにこう言いま ...

列王紀上,御言葉

アハブがわたしの前にへりくだっているのを見たか。 (列王紀上21:29) ------------------ 列王紀上21章の前半に書かれている話は、ひどい話です。 アハブは宮殿の隣の畑を得るために、その持ち主ナボテと交渉しましたが、律法に忠実なナボテは断ります。 「地は永代には売ってはならない。地はわたしのものだからである」 (レビ記25:23) 断られ ...

列王紀上,御言葉

「あなたは、わたしが主であることを、知るようになるであろう」 (列王紀上20:13) ------------------ 今日の聖句の背景には、アハブとスリヤの王ベネハダデとの戦いがあります。 北イスラエルは劣勢であり、アハブは弱気になり、降参しようとします。 しかし、長老たちは反対します。 アハブはその勧めに従い、ベネハダデと対決することをスリヤに告げま ...

列王紀上,御言葉

あなたはここで何をしているのか (列王紀上19:13) ------------------ カルメル山でバアルの預言者たちに大勝利を収めたエリヤでしたが、それを伝え聞いたアハブ王の妻、王妃イゼベルは猛烈に怒りました。 彼女こそ異教バアルをイスラエルに持ち込んだ張本人だったからです。 彼女はエリヤに使者を使わし、 「もしわたしが、あすの今ごろ、あなたの命をあ ...

列王紀上,御言葉

七度目にしもべは言った、「海から人の手ほどの小さな雲が起っています」。 (列王紀上18:44) ------------------ 列王紀上18章はすぐお読みになることを勧めします。 エリヤがバアルの預言者450人と対決し、神が天から下した火で勝負をつけ、悪王アハブの鼻を明かす痛快この上ない個所です。 まさに勧善懲悪。 テレビの水戸黄門を見終わった時のよう ...

列王紀上,御言葉

わたしはからすに命じて、そこであなたを養わせよう (列王紀上17:4) ------------------ 王の中には極悪人という名前がふさわしいほどの悪王がいました。 代表的なのはアハブ王です。 ところが、悪王がのさばる時代に神は大預言者を遣わします。 アハブに対しては、神の人エリヤです。 王は時の権力者であり、その強大な力で王に刃向かうものを殺してしま ...