ルカ,御言葉

ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。 (ルカ16:8) ------------------ 今日の聖句は難解な個所です。 誰でも「あれっ?これでいいの?」と思ってしまいます。 それは、この家令の不正が奨励されていると読んでしまうからです。 結局、人をだまして自分の得になるように生 ...

ルカ,御言葉

しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである。 (ルカ15:32) ------------------ 今日の聖句は、かの芥川龍之介が「短編小説の傑作」と激賞した放蕩息子の話です。 父の財産を生前に分けてもらった弟息子は、町へ出て放蕩に身を持ち崩し、全てを失ってしまいます。 食べるこ ...

ルカ,御言葉

自分の十字架を負うてわたしについて来るものでなければ、わたしの弟子となることはできない。 (ルカ14:27) ------------------ イエス様の周りには3種類の人たちがいました。 イエス様に反発する人、ガヤガヤ言うだけの群衆、そしてイエス様に従う弟子たちです。 群衆は途中まではイエス様の言葉に従いますが、困難が起こると離れます。 十字架を負うと ...

ルカ,御言葉

すると園丁は答えて言った、『ご主人様、ことしも、そのままにして置いてください。そのまわりを掘って肥料をやって見ますから。 (ルカ13:8) ------------------ 今日の聖句では、3年間も実を待ったのに収穫がないので、主人はいちじくの木を切ってしまおうとします。 しかし園丁が、もう1年待って下さい、肥料をやってみて、それでもダメなら切って下さい ...

ルカ,御言葉

ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。 (ルカ12:31) ------------------ 国は王と王に従う民がいて構成されます。 御国は、王である神と、神を信じ神に従う人間がいて成り立ちます。 従って、御国を求めるとは、王である神の意志を求め、それに従って生きていくことです。 -*-*-*-*-*-*- 「御国」 ...

ルカ,御言葉

そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。 (ルカ11:2) ------------------ 神を「父」と呼ぶようにとイエス様は教えられました。これは革新的なことです。 なぜなら、それまでの考え方では、神と人間とには越えがたい隔たりがあり、聖なる神に罪ある人間が近づくことなどできなかっ ...