今日のみ言葉(2012年 3月16日)【No.265】
ただ、御国を求めなさい。そうすれば、これらのものは添えて与えられるであろう。
(ルカ12:31)
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国は王と王に従う民がいて構成されます。
御国は、王である神と、神を信じ神に従う人間がいて成り立ちます。
従って、御国を求めるとは、王である神の意志を求め、それに従って生きていくことです。
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「御国」を求めない人間は、自分を王とする「我国」を求めることになります。
つまり、王となる神がいないので自分を王とし、自分を規準として物事を決定します。
簡単に言えば、
自分にとって都合がよいかどうか、
で選ぶのです。
しかし人間の心は変わりやすいものです。
その日の体調、年齢、置かれている立場、経済的状況、等でいくらでも変わります。
ですから、「我国」を求める生き方では、相当強い願望と明確な目標設定で自分の方向を縛ることが必要です。
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一方、御国を求める生き方は、「私が、私が」という生き方ではありません。
神の前に善行を積み重ねることでもなく、正しいことを追求する修行者のように生きることでもありません。
それは結局自分のためにすることであって、「我」から抜け出てはいないのです。
御国を求めるとは、私たちが豊かになるために、自らが貧しくなって下さったイエス・キリストに寄り頼むことです。
その生き方をした人は、結果として自分にとって必要な物が全て
「添えて与えられる」
という体験をしていくのです。
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神の国を体験して参りましょう。
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