今日のみ言葉(2012年 3月17日)【No.266】

2012年3月20日

すると園丁は答えて言った、『ご主人様、ことしも、そのままにして置いてください。そのまわりを掘って肥料をやって見ますから。
(ルカ13:8)

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今日の聖句では、3年間も実を待ったのに収穫がないので、主人はいちじくの木を切ってしまおうとします。

しかし園丁が、もう1年待って下さい、肥料をやってみて、それでもダメなら切って下さいと主人に頼み込み、いちじくの木の可能性に賭けています。


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このたとえ話の登場人物は、

実がならないいちじくの木
→ 人間

木を切り倒そうとした主人
→ 神

それをとめる園丁
→ イエス・キリスト

です。

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私たちが悔い改めの心を持たず、神の心を痛めることを繰り返しつつも、なお平穏に生きていられるのは、この園丁であるイエス・キリストのとりなしのお陰です。

イエス様が父なる神様に向かって、

「来年こそきっとこの人は実を結ぶようになります。それまでお待ち下さい。」

と祈っておられるのです。

イエス様の十字架の贖い、そして、それほどまでに人間を愛する愛の迫りを感じます。

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この個所を解説した榎本保郎牧師の一文を紹介いたします。

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イエスを十字架につけっぱなしにしておいてはならない。

あのアリマタヤのヨセフたちが、イエスの十字架を見たとき、たまらなくなって、イエスの亡骸(なきがら)を十字架からおろした。

私たちのために、イエス様ありがとうございました。

私たちのためにこんなにまで苦しんで下さって、手に足にくぎを打ち込まれ、十字架につけられたイエスに対して申し訳ございませんと、その亡骸をおろす人間になり、日々神の前に悔い改め、神に立ち返る者でなければならない。

——–

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私たちは神の愛のゆえに生かされています。

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ルカ,御言葉

Posted by maruyama