今日のみ言葉(2012年 3月15日)【No.264】
そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。
(ルカ11:2)
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神を「父」と呼ぶようにとイエス様は教えられました。これは革新的なことです。
なぜなら、それまでの考え方では、神と人間とには越えがたい隔たりがあり、聖なる神に罪ある人間が近づくことなどできなかったからです。
しかし、イエス・キリストのゆえに信じる者は神の「養子」となりました。
ですから、全知全能の神を「父」と呼ぶことが出来るようになったのです。
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イエス様が使われた「父」という語は、「アバ」です。
これは非常に親しみを持った語で、「父」と言うよりは「お父ちゃん」というイメージを持っています。
天地万物の創造主なる神を、
「父ちゃん!」
「おっ父!」
「パパ」
「ダディ」
というような呼び方で言えるとは何という親近感でしょうか。
ですから、私たちの祈りも、何か特別な時だけのものではないのです。
日常の身近な細々としたこと全てに対して祈ってよいのです。
神はむしろそのようにあなたと親しく交わりたいと願っておられます。
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私は神を「父」と呼ぶことに、ずっと呼びにくい感じを持ってきました。
肉親の父親のイメージが影響するからです。
神の「父」としての大きな要素に、「供給者」という一面があります。
英語では"Provider"(プロバイダー)です。
日本ではプロバイダーとはインターネット接続業者のことになっていますが、プロバイダーと契約することで全世界のウェブサイトとつながり、欲しい情報が瞬時に手元に集まってきます。
そのために必要な機材やシステムを準備し、提供するのがプロバイダーです。
父なる神様はそのような「供給主」だというイメージで接してみたらいかがでしょうか?
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私たちのために必要を備えて下さる天の父に呼び求め、期待していきましょう。
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