今日のみ言葉【No.3537】(2024年12月27日)「父と二人の息子の話(父と兄編)(4)」
しかし父は僕たちに言いつけた、『さあ、早く、最上の着物を出してきてこの子に着せ、指輪を手にはめ、はきものを足にはかせなさい。 (ルカ15:22) ------------------ 月に1冊しか本を読まない人と、月10冊読書をする人では、どちらが成長すると思いますか? 当然、月10冊読む人の方だと思うことでしょう。 ところが、それは間違いなのです。 読むだ ...
今日のみ言葉【No.3534】(2024年12月24日)「父と二人の息子の話(父と兄編)(3)」
そこで立って、父のところへ出かけた。まだ遠く離れていたのに、父は彼をみとめ、哀れに思って走り寄り、その首をだいて接吻した。 (ルカ15:20) ------------------ 南アフリカ共和国で、ネルソン・マンデラ氏は、アパルトヘイトに反対する活動のために27年間収監されました。 しかし、釈放されたとき、彼は「待たれていた存在」として歓迎され、その後、 ...
今日のみ言葉【No.3531】(2024年12月20日)「父と二人の息子の話(父と兄編)(2)」
父のところには食物のあり余っている雇人が大ぜいいるのに、わたしはここで飢えて死のうとしている。 (ルカ15:17) ------------------ 放蕩の果てにすべてを失い、ユダヤ人が最も嫌う仕事をしなければ生きていけない状況に陥った弟息子。 彼はここからどのように回復していくのでしょうか。 -*-*-*-*-*-*- まず彼が気づいたのは、父の家の素 ...
今日のみ言葉【No.3528】(2024年12月17日)「父と二人の息子の話(父と兄編)(1)」
そこで彼は本心に立ちかえって (ルカ15:17) ------------------ あなたはどの立場からルカ15章のたとえ話を読んでいるでしょうか。 私たちは無意識のうちに誰かの立場に立って読んでいます。 「私もそうだった」 と弟息子のストーリーに共感して読む人もいます。 また、彼を哀れに思って読む父親側のタイプの人もいます。 弟息子に対して、 「なぜこ ...
今日のみ言葉【No.3525】(2024年12月13日)「父と二人の息子の話(弟編)(5)」
そこで、その地方のある住民のところに行って身を寄せたところが、その人は彼を畑にやって豚を飼わせた。彼は、豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいと思うほどであったが、何もくれる人はなかった。 (ルカ15:15-16) ------------------ テレビ番組で勧善懲悪ものの代表は水戸黄門です。 最後に黄門様が印籠を出し、悪代官らを懲らしめるシーンを見て、 ...
今日のみ言葉【No.3522】(2024年12月10日)「父と二人の息子の話(弟編)(4)」
何もかも浪費してしまったのち、その地方にひどいききんがあったので、彼は食べることにも窮しはじめた。 (ルカ15:14) ------------------ 「泣きっ面に蜂」という諺があります。 泣いている顔に蜂が飛んできて刺されたら、さらに痛みが加わります。 この諺は、そのような情景から、不幸が重なり状況が悪化する様子を表現しています。 弟息子はまさにこの ...