今日のみ言葉【No.2191】(2020年 2月 3日)「キリスト教イロハ(44)『共観福音書』」
神の子イエス・キリストの福音のはじめ。 (マルコ1:1) ------------------ 新約聖書を1ページから順に読み始めると、「あれ、これと同じ話があったな」と感じる瞬間が何度も出てきます。 最初の4つの福音書は4人の別々の記者によって書かれたイエス・キリストの言行録ですから、重複箇所があるのは当然です。 この内の3つには共通する部分が多くあるので ...
今日のみ言葉【No.2188】(2020年 1月30日)「キリスト教イロハ(43)『教会』」
この教会はキリストのからだであって、すべてのものを、すべてのもののうちに満たしているかたが、満ちみちているものに、ほかならない。 (エペソ1:23) ------------------ 「ステンドグラスが美しい教会」とか「○○先生の教会」などと言うことがあります。 しかし、教会は建物を指すのでもなく、個人の所有物でもありません。 教会とはイエス・キリストを ...
今日のみ言葉【No.2185】(2020年 1月27日)「キリスト教イロハ(42)『旧約聖書』」
あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。 (ヨハネ5:39 ) ------------------ 昔々、はじめて聖書を買おうとした人の話です。 本屋さんに入り、 「聖書を下さい」 と言うと、店員さんから 「旧約ですか、新約ですか?」 と尋ねられました。 聖書の予備知識がなかったこの人は ...
今日のみ言葉【No.2182】(2020年 1月23日)「キリスト教イロハ(41)『奇跡』」
さらに神も、しるしと不思議とさまざまな力あるわざとにより、また、御旨に従い聖霊を各自に賜うことによって、あかしをされたのである。 (ヘブル2:4) ------------------ 聖書には死人がよみがえるとか水の上を歩く等のにわかには信じがたい出来事が記されています。 このような聖書箇所から正しくメッセージを汲み取るためには、 「その奇跡は本当にあった ...
今日のみ言葉【No.2179】(2020年 1月20日)「キリスト教イロハ(40)『義(ぎ)』」
アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。 (創世記15:6 ) ------------------ 「なぜ聖書では『義』という専門用語を使い、一般人に馴染み深い『正義』という言葉に言い換えないのだろうか」 これは私の長年の疑問でした。 そこにはきちんとした理由があります。 -*-*-*-*-*-*- 「義(ぎ)」とは正しさを表す語です。 義と正 ...
今日のみ言葉【No.2176】(2020年 1月16日)「キリスト教イロハ(39)『ガリラヤ湖』」
そののち、イエスはガリラヤの海、すなわち、テベリヤ湖の向こう岸へ渡られた。 (ヨハネ6:1) ------------------ 聖書を読み始めた頃、イスラエルには同じ地域に似たような湖が結構あるのだな、と思っていました。 しかし、地図を見るとガリラヤ湖という湖一つしかありません。 別名がたくさんあって私は混乱していたのです。 今回の「キリスト教イロハ」は ...