ルカ,御言葉

イエスは彼に言われた、「きょう、救がこの家にきた。この人もアブラハムの子なのだから。 (ルカ19:9) ------------------ イスラエル民族はアブラハムという一人の人から始まりました。 神はアブラハムを通して全世界を救う計画を始められた、というのが聖書の主張です。 ところが、その使命を託されたイスラエル民族はその道から外れていってしまいました ...

ルカ,御言葉

また、イエスは失望せずに常に祈るべきことを、人々に譬で教えられた。 (ルカ18:1) ------------------ 今日の聖句は、正しい裁きをするはずの裁判官が、自分を悩ますやもめのために不正な判決をするという個所です。 突拍子もないたとえ話です。 このような極端な内容を挙げてイエス様が教えたかったこととは、 「不義の裁判官でも何度でも頼まれれば行動 ...

ルカ,御言葉

声を張りあげて、「イエスさま、わたしたちをあわれんでください」と言った。 (ルカ17:13) ------------------ 今日の聖句は、10人のらい病人が癒された個所です。 その当時、らい病にかかると一般社会から隔離され、外に出る時は、 「私は汚れた者です」 と言いながら、人々と間隔を開けて歩いていかなければならないおきてがありました。 ですから、 ...

ルカ,御言葉

ところが主人は、この不正な家令の利口なやり方をほめた。この世の子らはその時代に対しては、光の子らよりも利口である。 (ルカ16:8) ------------------ 今日の聖句は難解な個所です。 誰でも「あれっ?これでいいの?」と思ってしまいます。 それは、この家令の不正が奨励されていると読んでしまうからです。 結局、人をだまして自分の得になるように生 ...

ルカ,御言葉

しかし、このあなたの弟は、死んでいたのに生き返り、いなくなっていたのに見つかったのだから、喜び祝うのはあたりまえである。 (ルカ15:32) ------------------ 今日の聖句は、かの芥川龍之介が「短編小説の傑作」と激賞した放蕩息子の話です。 父の財産を生前に分けてもらった弟息子は、町へ出て放蕩に身を持ち崩し、全てを失ってしまいます。 食べるこ ...

ルカ,御言葉

自分の十字架を負うてわたしについて来るものでなければ、わたしの弟子となることはできない。 (ルカ14:27) ------------------ イエス様の周りには3種類の人たちがいました。 イエス様に反発する人、ガヤガヤ言うだけの群衆、そしてイエス様に従う弟子たちです。 群衆は途中まではイエス様の言葉に従いますが、困難が起こると離れます。 十字架を負うと ...