御言葉,詩篇

なぜわたしは敵のしえたげによって悲しみ歩くのですか。 (詩篇43:2) ------------------ 東日本大震災の時、何時間もかけてようやく家にたどり着いた方も多かったでしょう。 Aさんもその一人で、たまたま元アメリカ兵の同僚と帰る方向が一緒でした。 Aさんは道々、 「明日は電車が動くかな」 「今頃震源地はどうなっているんだろう」 と口にすると、そ ...

御言葉,詩篇

わが魂よ、何ゆえうなだれるのか。何ゆえわたしのうちに思いみだれるのか。神を待ち望め。わたしはなおわが助け、わが神なる主をほめたたえるであろう。 (詩篇42:5) ------------------ イスラエル聖地旅行で、少年ダビデが巨人ゴリアテを倒したエラの谷観光に行った時のことです。 記念に川原の小石を持って帰ろうとしたら、ここぞという場所に肝心の川が見 ...

御言葉,詩篇

貧しい者をかえりみる人はさいわいである。主はそのような人を悩みの日に救い出される。 (詩篇41:1) ------------------ 今日の聖句の背景にあるのは申命記の御言葉です。 「その貧しい兄弟にむかって、心をかたくなにしてはならない、…、その必要とする物を貸し与え、乏しいのを補わなければならない、…、あなたの神、主はこの事のために、あなたをすべて ...

御言葉,詩篇

わたしは貧しく、かつ乏しい。しかし主はわたしをかえりみられます。 (詩篇40:17) ------------------ 詩篇第40篇は、求める者には与えられると述べています。 彼は神に向かって助けを呼び求めます。 「わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。」 (詩篇40:1) すると、 「主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。」 (詩篇40:1) そして、 ...

御言葉,詩篇

まことにすべての人は息にすぎません。 (詩篇39:11) ------------------ 詩篇第39篇は死を前にした人が書いた詩篇です。 信仰を持っていたとしても、人は死を前にして嘆きます。 その嘆きの詩篇が残されていることは、私たちにとって何という慰めでしょうか。 死に対する嘆きは人類共通の反応なのです。 -*-*-*-*-*-*- そして、嘆き切っ ...

御言葉,詩篇

しかし、主よ、わたしはあなたを待ち望みます。わが神、主よ、あなたこそわたしに答えられるのです。 (詩篇38:15) ------------------ 詩篇第38篇は、病の中で神を求める祈りの詩篇です。 この中で「主を賛美します」という個所は一つもありません。 相当の苦しみの中で書かれた詩篇に違いありません。 10節までには当時のらい病のような症状が描かれ ...