今日のみ言葉【No.870】(2014年 7月17日)

わたしは貧しく、かつ乏しい。しかし主はわたしをかえりみられます。
(詩篇40:17)

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詩篇第40篇は、求める者には与えられると述べています。

彼は神に向かって助けを呼び求めます。

「わたしは耐え忍んで主を待ち望んだ。」
(詩篇40:1)

すると、

「主は耳を傾けて、わたしの叫びを聞かれた。」
(詩篇40:1)

そして、

「主はわたしを滅びの穴から、泥の沼から引きあげて、わたしの足を岩の上におき、わたしの歩みをたしかにされた。」
(詩篇40:2)

神に信頼した結果の勝利の詩篇です。

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このような体験を積み重ね、

「主が我らと共におられるゆえ恐いもの無し!ガンガン行こう!やっつけろ!」

と人は自分の実力以上に思い上がり、傲慢になってしまうのではないでしょうか?

しかしこの詩篇の最終節にはこうあります。

「わたしは貧しく、かつ乏しい。しかし主はわたしをかえりみられます。」
(詩篇40:17)

主が共におられるとは、必ずしも経済の高度成長を意味しません。

むしろ、

「わたしは貧しく、かつ乏しい」

という状態のままが続いていたり、今まで以上にそのことを意識するようになります。

しかし神を信じる者が他の人と違うことは、

「主はわたしをかえりみられます。」
(詩篇40:17)

という意識を持たされることです。

どんな状態の中にいても、生活がどのようになったとしても、天から降り注がれている神の目があることを意識する。

そこに平安の礎があり、傲慢にならずますます謙遜になる道を歩むように導かれる神の愛の御手があるのです。

「神はあなたがたをかえりみていて下さるのであるから、自分の思いわずらいを、いっさい神にゆだねるがよい。」
(第1ペテロ5:7)

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中国ではここ数十年、爆発的にクリスチャン人口が増えています。

2014年現在、1億人は超えているだろうと想定され、2030年までには2億人以上に拡大し、アメリカを抜いて世界最多のキリスト教国になると予測する学者もいます。

しかしキリスト教は共産主義国家の体制に反します。

そこで中国政府は今年の4月、今まで弾圧していた非公認教会だけでなく、公認していた三自愛国教会の会堂取り壊しを命じ、この様子が全世界に動画のニュースとして報道されました。

このような状況の中、日本人クリスチャンが中国の家の教会のリーダーに対して、

「中国のためにどのように祈ったらいいですか?」

と尋ねました。

その答えは次のようなものでした。

「苦難が無くなるようにとか、共産主義政権が倒れるようにとか、祈らなくても結構です。どのような状況であっても、クリスチャンの信仰が無くならないように祈って下さい。」
(いのちの水・計画 ニュースレター 2014年5〜6月号より)

まさに

「わたしは貧しく、かつ乏しい。しかし主はわたしをかえりみられます。」
(詩篇40:17)

という信仰が生きて根付いています。

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神の目が注がれていることを思い、今日も与えられた環境の中で、御心の一歩を踏みしめる一日として参りましょう。

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Posted by wp2016_toko