ルツ記,御言葉

ルツは行って、刈る人たちのあとに従い、畑で落ち穂を拾ったが、彼女ははからずもエリメレクの一族であるボアズの畑の部分にきた。 (ルツ記2:3) ------------------ ミレーの『落ち穂拾い』という作品は旧約聖書ルツ記が由来です。 添付した画像をご覧になれば、「ああ、あれか」とうなずかれるでしょう。大変有名な作品です。 ルツはこのように落ち穂拾いに ...

ルツ記,御言葉

ナオミは彼らに言った、「わたしをナオミ(楽しみ)と呼ばずに、マラ(苦しみ)と呼んでください。なぜなら全能者がわたしをひどく苦しめられたからです。 (ルツ記1:20) ------------------ スーパーモデルとして有名なナオミ・キャンベル、女優のナオミ・ワッツなど、外国人でナオミという名前はよくあります。 これは旧約聖書、ルツ記の登場人物ナオミから ...

士師記,御言葉

そのころ、イスラエルには王がなかったので、おのおの自分の目に正しいと見るところをおこなった。 (士師記21:25) ------------------ 家族が鬱病になったというご相談で、私が真っ先にすすめる本は、本ではなくてマンガです。 『ツレがうつになりまして』,細川貂々(ほそかわ てんてん)著、幻冬舎。 既に3シリーズまで出て、文庫本もあるベストセラー ...

士師記,御言葉

民の首領たち、すなわちイスラエルのすべての部族の首領たちは、みずから神の民の集合に出た。 (士師記20:2) ------------------ スポーツ選手やビジネスリーダーを育てるための「コーチング」という技法があります。 野球のコーチ、サッカーのコーチと言いますが、そのコーチです。 コーチングの肝は、いかに良い質問をし、コーチされる人から自分なりの答 ...

士師記,御言葉

この事をよく考え、協議して言うことを決めよ (士師記19:30) ------------------ 神のない世界では不法と混乱がはびこります。 士師記19章以降はその典型的例です。 女性への暴行事件がきっかけとなり、イスラエル部族内の内戦が始まり、多くの命が失われました。 そして十二部族の一つも失われてはならないのにベニヤミン族が滅びる寸前にまでなってし ...

士師記,御言葉

そのころイスラエルには王がなかった。 (士師記18:1) ------------------ 「無理が通れば道理が引っ込む」という諺があります。江戸いろはかるたの一つだそうです。 その意味は、「道理に反することがまかり通る世の中なら、道理にかなった正義は行われなくなる」ということです。 いくら道理にかなった正しいことを主張しても聞き入れられず、かえって身の ...