今日のみ言葉【No.2438】(2020年12月24日)「キリスト教イロハ(123)『宣教師』」
「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ」 (マルコ16:15) ------------------ 57名のキリシタンが処刑された米沢市の北山原(ほくさんばら)は、日本でも有数の殉教の聖地として注目されています。 これは1629年の出来事ですが、この時代、遥か彼方のヨーロッパから海を越えてキリスト教の布教がなされたのです。 「全世界に ...
今日のみ言葉【No.2437】(2020年12月23日)「御言葉によって望みを見る」
これまでに書かれた事がらは、すべてわたしたちの教のために書かれたのであって、それは聖書の与える忍耐と慰めとによって、望みをいだかせるためである。 (ローマ15:4) ------------------ 豪雪地米沢には「窓雪三日(まどゆきみっか)」という言葉が残されています。 昔の木の枠で作られた窓の桟(さん)にまで雪が山盛りに積もっているなら、降雪は連続三 ...
今日のみ言葉【No.2436】(2020年12月22日)「十字架の死(5)」
「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」 (ルカ23:42) ------------------ 飛行機に乗って離陸する瞬間、私が毎回味わうのは、 「今私はパイロットに命を預けたのだ」 という感覚です。 後は自分の命のことであれこれ思い煩ってもどうしようもありません。 目的地に着くまでの間、機内食を食べたり映画 ...
今日のみ言葉【No.2435】(2020年12月21日)「キリスト教イロハ(122)『説教』」
信仰は聞くことによるのであり、聞くことはキリストの言葉から来るのである。 (ローマ10:17) ------------------ 初めて教会の礼拝に出席し、プログラムの中に「説教」なる文字を見つけた時、 「そんな生き方ではダメだ!」 と牧師から怒られる時間なのかと思いました。 私のそれまでの体験では、説教とは「お説教」であり、叱られ、自分の欠点を挙げ連ね ...
今日のみ言葉【No.2434】(2020年12月19日)「行き止まりにたどり着いたら」
ところが、わたしたちが受けたのは、この世の霊ではなく、神からの霊である。それによって、神から賜わった恵みを悟るためである。 (第1コリント2:12) ------------------ 私がアメリカでホームステイさせていただいた家は、いわゆる「デッド・エンド(Dead end)」(行き止まり)の場所にありました。 よその車が入ってきても通り抜けられないので ...
今日のみ言葉【No.2433】(2020年12月18日)「十字架の死(4)」
見よ、世の罪を取り除く神の小羊。 (ヨハネ1:29 ) ------------------ 新約聖書最後のヨハネの黙示録は解釈するのが難解な書です。 隠喩や象徴という技法が多用され、特に旧約聖書の知識に精通していることが前提となっているからです。 たとえば、 「ほふられたとみえる小羊」 (黙示録5:6) と書いてあるところで 「あ、イエス様のことだ」 とピ ...