今日のみ言葉【No.1324】(2016年 7月 8日) 014 「百卒長とそのしもべ」(2)
わたしも権威の下に服している者ですが、わたしの下にも兵卒がいまして、ひとりの者に『行け』と言えば行き、ほかの者に『こい』と言えばきますし、また、僕に『これをせよ』と言えば、してくれるのです」。 (ルカ7:8) ------------------ 日本の自衛隊員には「上官の命令に服従する義務」が規定されています。 「隊員は、その職務の遂行に当たっては、上官の ...
今日のみ言葉【No.1323】(2016年 7月 7日) 014 「百卒長とそのしもべ」(1)
ただ、お言葉を下さい。 (ルカ7:7) ------------------ 聖書クラスの生徒さんたちがイスラエル聖地旅行に出かけました。 「すごい!先生に教わったとおりだ」 「習っていて良かった」 と賞賛の声が上がりましたが、クラスを担当していた当の先生はまだ一度もイスラエルに行ったことがありませんでした。 行ったことがないのに見てきたように話ができるのは ...
今日のみ言葉【No.1322】(2016年 7月 6日) 013 「右手のなえた人」(3)
そして彼ら一同を見まわして、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そのとおりにすると、その手は元どおりになった。 (ルカ6:10) ------------------ 勉強でも運動でも「伸びる人」は「素直な人」です。 先生やコーチの言うことを、「ハイ」と素直に聞き、実行する人。 この人たちは間違いなく実力をつけ、飛躍的成長を遂げます。 人生の早い時期に「 ...
今日のみ言葉【No.1321】(2016年 7月 5日) 013 「右手のなえた人」(2)
「起きて、まん中に立ちなさい」 (ルカ6:8) ------------------ 夏目漱石は作家になる前、英語教師をしていました。 時代は明治。和服を着て授業を受けている学生の中に、手を懐(ふところ)に入れたままにした人がいました。 漱石は教師に対する無礼な態度と思ったのでしょう、手を出したまえ、と注意しました。 学生は無言のまま手を出しません。 見かね ...
今日のみ言葉【No.1320】(2016年 7月 4日) 013 「右手のなえた人」(1)
また、ほかの安息日に会堂にはいって教えておられたところ、そこに右手のなえた人がいた。 (ルカ6:6) ------------------ マタイによる福音書では「片手のなえた人」と記されていますが、医者ルカはそれが右手であることを正確に記しています。 聖書で「右」と言えば力や権威を象徴する言葉ですから、「右手」はその人の能力の源を表します。 自由自在に動か ...
今日のみ言葉【No.1319】(2016年 7月 2日) 012 「中風をわずらっている人」(3)
「あなたに命じる。起きよ、床を取りあげて家に帰れ」 (マルコ2:11) ------------------ イチロー選手のアメリカ大リーグ野球殿堂入りが確実視されています。 引退し、有資格者となった初年度に選ばれる確率は、ほぼ100%です。 「ほぼ」という言葉が付くのは、アメリカは自由な意見をとても尊重する国なので、必ず反対意見が出るだろうという見込みがあ ...