今日のみ言葉【No.1322】(2016年 7月 6日) 013 「右手のなえた人」(3)

そして彼ら一同を見まわして、その人に「手を伸ばしなさい」と言われた。そのとおりにすると、その手は元どおりになった。
(ルカ6:10)

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勉強でも運動でも「伸びる人」は「素直な人」です。

先生やコーチの言うことを、「ハイ」と素直に聞き、実行する人。

この人たちは間違いなく実力をつけ、飛躍的成長を遂げます。

人生の早い時期に「従う」ことを身につけた人の人生は祝福されています。

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イエス様に出会って人生が変えられた人の共通点は、その言葉に従った、ということです。

マタイは

「わたしに従ってきなさい」
(マタイ9:9)

との御言葉で立ち上がり、取税人という仕事を捨てて弟子となりました。

ペテロはプロの漁師という自分のプライドがあるにも関わらず、

「しかし、お言葉ですから、網をおろしてみましょう」
(ルカ5:5)

と言われた通りに行い、大漁に出会い、イエス様を主と信じました。

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右手のなえた人も

「手を伸ばしなさい」
(ルカ6:10)

との言葉を聞きました。

まさか!動くはずがないのです。

筋肉が落ちて、細く、萎えてしまったこの腕をどうやって伸ばすのでしょうか?

しかし、そこで「ダメだ」「無理だ」と思わずに、イエス様の言う通りにやってみようと彼は一瞬の内に心が決まったのです。

本当にダメだと思っていれば、彼はそもそも会堂に来てはいません。

今までも何かを期待し、神の業が起きるかもしれないというかすかな希望があったからこそ、自信のない思いを抱えながら、彼は会堂の片隅に自分の身を置くというギリギリの選択をしていたのです。

イエス様は彼のからし種ひと粒ほどの僅かな、しかし命ある信仰に目をとめられました。

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「手を伸ばしなさい」
(ルカ6:10)

それは、今日、私たちに語られている、キリストからの決断を促す言葉です。

その通りにやってみる今日の一日として参りましょう。

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