今日のみ言葉【No.2520】(2021年 4月22日)「キリスト教イロハ(148)『放蕩息子(3)』」
さて、取税人や罪人たちが皆、イエスの話を聞こうとして近寄ってきた。するとパリサイ人や律法学者たちがつぶやいて、「この人は罪人たちを迎えて一緒に食事をしている」と言った。 (ルカ15:1-2) ------------------ ある不動産屋さんとお会いした時、私が牧師であると知ると、 「教会さんにはお世話になっています」 と言われました。 何のことかと尋ね ...
今日のみ言葉【No.2517】(2021年 4月19日)「キリスト教イロハ(147)『放蕩息子(2)』」
兄はおこって家にはいろうとしなかったので、父が出てきてなだめると、 (ルカ15:28) ------------------ ルカ福音書の放蕩息子の話を読むと、間違いなく弟が放蕩息子です。 しかし、実は放蕩息子はもう一人います。 それは兄です。 弟が父と物理的距離をとったのに対し、兄の方は父親と相当な心理的距離があったことがわかります。 兄は心が父親から遠く ...
今日のみ言葉【No.2514】(2021年 4月15日)「キリスト教イロハ(146)『放蕩息子(1)』」
それから幾日もたたないうちに、弟は自分のものを全部とりまとめて遠い所へ行き、そこで放蕩に身を持ちくずして財産を使い果した。 (ルカ15:13) ------------------ 芥川龍之介が「短編小説の傑作」と激賞したと言われるのがルカ15章の放蕩息子のたとえ話です。 教会に行けば、どこかで必ず聞く有名な話でもあります。 ルカによる福音書第15章11節〜 ...
今日のみ言葉【No.2511】(2021年 4月12日)「キリスト教イロハ(145)『ペンテコステ』」
五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。 (使徒2:1-2) ------------------ 雪国の春のしるし。 それは「ふきのとう(蕗の薹)」です。 見るだけでも春を感じますが、一度は食べて、春を体感することをお勧めします。 アクを抜いてフキ ...
今日のみ言葉【No.2508】(2021年 4月 8日)「キリスト教イロハ(144)『ペテロ』」
十二使徒の名は、次のとおりである。まずペテロと呼ばれたシモン (マタイ10:2) ------------------ 英語の名前で「ピーター」という人がいます。 フランス人で「ピエール・カルダン」は有名ですね。 ドイツ語で「ペーター」と言えば、アルプスの少女ハイジに出てくる男の子のことが思い出されます。 さらに、スペイン語で「ペドロ」、イタリア語で「ピエト ...
今日のみ言葉【No.2505】(2021年 4月 5日)「キリスト教イロハ(143)『平安』」
わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな。 (ヨハネ14:27) ------------------ ある警備会社が「高齢者見守りサービス」を始めたことを聞き、早速私は契約しました。 離れた所に住んでいる一人暮らしの母親のことが心配 ...