今日のみ言葉【No.2511】(2021年 4月12日)「キリスト教イロハ(145)『ペンテコステ』」

ふきのとう

五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。
(使徒2:1-2)

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雪国の春のしるし。

それは「ふきのとう(蕗の薹)」です。

見るだけでも春を感じますが、一度は食べて、春を体感することをお勧めします。

アクを抜いてフキ味噌にするもよし、そのまま揚げて天ぷらにして食べるもよし。

その苦味が冬の体を目覚めさせて春の体にしてくれるようです。

旬(しゅん)の物には独特の栄養と美味しさが伴うものです。

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この「旬」という漢字は、月の上旬・中旬・下旬という使い方からわかるように、「10」という意で使われます。

ですから聖書に

「五旬節の日がきて」
(使徒2:1)

とあるのは、50日が過ぎてということです。

この50をギリシャ語でペンテコステと言います。

ではどこから数えて50日後なのでしょう?

それは過越の祭からです。

3月から4月にかけて行われる過越の祭から春の収穫が始まり、50日後の五旬節に収穫が終わり、感謝の祭が行われたのです。

このペンテコステの日に聖霊が降りました。

そして、使徒たちは聖霊によってキリストの証人として立ち上がり、教会が誕生したのです。

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今年、2021年のペンテコステ(聖霊降臨日)は5月23日です。

教会の誕生日であるこの日を意識し、救われた喜びを確認しつつ歩んで参りましょう。

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