ヨブ記,御言葉

それゆえ、わたしはわが口をおさえず、わたしの霊のもだえによって語り、わたしの魂の苦しさによって嘆く。 (ヨブ記7:11) ------------------ 四苦八苦という言葉があります。 仏教の創始者お釈迦様が現実の苦しみを分析した結果の言葉です。 四苦とは「生老病死」(しょうろうびょうし)という人間の基本的4つの苦しみのこと。 これに人間関係の苦しみが ...

ヨブ記,御言葉

わたしの義は、なおわたしのうちにある。 (ヨブ記6:29) ------------------ 今日から消費税が8%になります。そしてやがて10%です。 消費者から搾り取るような悪政に見えないこともないですが、もしかしたら10年後、20年後に、「日本経済を救う大英断だった」という評価がなされているかもしれません。 かつて国鉄がJRに、電電公社がNTTに民営 ...

ヨブ記,御言葉

見よ、神に戒められる人はさいわいだ。 (ヨブ記5:17) ------------------ 死を間近にしている方の病床で読む聖書個所の定番は、詩篇第23篇です。 これは洋の東西を問わず、全世界のクリスチャンに共通しています。 「たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、わざわいを恐れません。あなたがわたしと共におられるからです。」 (詩篇23:4) 難しいこと ...

ヨブ記,御言葉

考えてみよ、だれが罪のないのに、滅ぼされた者があるか。 (ヨブ記4:7) ------------------ いよいよ友人たちの最初としてエリパズが口を開きます。 苦しみを語るヨブに対して彼はまず「頑張れ」と言っています。 今までのヨブは 「多くの人を教えさとし、衰えた手を強くした」 (ヨブ記4:3) のに、 「今、この事があなたに臨むと、あなたは耐え得な ...

ヨブ記,御言葉

この後、ヨブは口を開いて、自分の生れた日をのろった。 (ヨブ記3:1) ------------------ 夏の暑い盛り、ジリジリと太陽が照りつけるグラウンドで、2本のタイヤをロープで腰に巻きつけた高校生が、ハアハア言いながら、あごを突き出し、汗だくで走っています。 いじめでしょうか?虐待でしょうか? いいえ、彼は甲子園出場を目指す野球部員です。 彼は何の ...

ヨブ記,御言葉

すべてこの事においてヨブはそのくちびるをもって罪を犯さなかった。 (ヨブ記2:10) ------------------ ヨブはいかなる災いが下ろうとも、罪を犯すことはしませんでした。 彼の妻が呆れ果て、 「神をのろって死になさい」 (ヨブ記2:9) とまで言っても、彼は 「われわれは神から幸をうけるのだから、災をも、うけるべきではないか」 (ヨブ記2:1 ...