エステル記,御言葉

王の指輪をもって印を押した書はだれも取り消すことができない (エステル記8:8) ------------------ ノーベル賞を受けたiPS細胞に次ぐ万能細胞かと注目を集めたSTAP細胞の論文は、どうやら取り下げられる動きです。 白紙撤回してもう一度やり直せるなら良いのですが、世の中には、 「何もなかったことにする」 などとはできないことが沢山あります。 ...

エステル記,御言葉

そこで人々はハマンをモルデカイのために備えてあったその木に掛けた。 (エステル記6:10) ------------------ 「墓穴を掘る(ぼけつをほる)」という言葉があります。 自分の手で自らを破滅に導く原因をつくる、ということですが、今日の聖書個所はまさにその表現がぴったりの個所です。 -*-*-*-*-*-*- いよいよ二日目の酒宴です。 エステル ...

エステル記,御言葉

その夜、王は眠ることができなかった (エステル記6:1) ------------------ 夜眠れない時がありますか? 夜中の2時頃目が覚めて、そのまま朝までずっと起きている日々が2週間以上続いたら、それはもう「睡眠障害」と言ってもいいでしょう。 うつ病の症状かもしれませんので、お心当たりの方は早めにお医者さんに診てもらったほうがいいでしょう。 そうでな ...

エステル記,御言葉

三日目にエステルは王妃の服を着、王宮の内庭に入り、王の広間にむかって立った。 (エステル記5:1) ------------------ 2月の大雪でカーポートが壊れてしまいました。 ご近所の方々は、 「災難だったね〜」 と慰めて下さいましたが、私の心の中は違いました。 グシャグシャの瓦礫を前にして、実は喜びで満たされていたのです。 「新しいカーポートが建つ ...

エステル記,御言葉

「わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」 (エステル記4:16) ------------------ 私の母の兄は特攻隊員でした。 出撃命令が下れば、お国のために命を捧げ、敵艦に向かって体当たりして死ぬ運命です。 ですから、隊員たちが食べる食事は、他の一般部隊とは違って上等なものを軍は支給しました。 伯父は死の恐怖を紛らわすため、毎日一級酒を浴びる ...

エステル記,御言葉

しかしモルデカイはひざまずかず、また敬礼しなかった。 (エステル記3:2) ------------------ モルデカイがハマンになぜ敬礼をしなかったのか、その理由は明らかにされていません。 注意深く読んでいくと、ハマンは「アガグびと」、すなわち、イスラエル祖先の敵アマレク人の子孫であったからとわかります。 また、「敬礼」という語は「拝む」とも訳されるの ...