今日のみ言葉【No.815】(2014年 4月30日)
わたしは死ぬまで、潔白を主張してやめない。わたしは堅くわが義を保って捨てない。
(ヨブ記27:5-6)
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今や名作マンガの一つとなった「ドラえもん」。
日本のみならず海外でも高い人気を持ち、テレビアニメは全世界で放映されている…、と思いきや、アメリカでは放送されていません。
その理由は、なんと、
「子供に悪影響があるから」
だそうです。
「ドラえもんがあまりにものび太くんを助けるので、自立の思いが育たない」
というのです。
つまり、依存性を助長し自立を阻害する、という見解です。
その代わり、自力で問題を解決しようとする「ドラゴンボール」等の冒険ものは大人気で放映されています。
物事には何でも表と裏があり、一長一短があります。
短所は長所の裏返し、長所は短所の裏返し、です。
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ヨブは間違いなく頑固親父です。
今日の聖句
「わたしは死ぬまで、潔白を主張してやめない。わたしは堅くわが義を保って捨てない。」
(ヨブ記27:5-6)
にあるように、自分の正しさを主張し、どんなに反論されても逆に反論し返し続けます。
「頑固」という一見短所に見える性質は、裏を返せば「意志が強い」ということです。
以前はその性質がヨブを過ちから救い、彼を守る強力な武器となっていました。
しかし今のこの苦難の中にあって、己が義を立てることが返って自分を苦しみに追い込むことに彼は気づきません。
その生き方しか知らないからです。
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しかし、新約聖書では、神の赦しの中に生きる新しい生き方が提示されています。
どんなに頑張っても完全無欠の生き方はできません。
どんなにきよく正しく生きたとしても、人は神の御前では罪人なのです。
聖書は、人はそのままでは皆自分の罪の責任をとらなければならず、永遠の滅びへと向かう、と警告しています。
と同時に、その罪の身代わりとして十字架上で命を捧げ、全人類の罪の代償を払ってくださった神の子イエス・キリストを信じることによって、永遠の救いに入れられると語っています。
ドラゴンボール的な生き方は、神の前では限界があります。
神は、こと罪に対しては、ドラえもん的生き方を勧めています。
自力での解決のみが答えではありません。
神により頼み、神に依存して良いのです。
自分の限界を素直に認め、スパっと神のゆるしをいただく方向に切り替える悔い改めのチャンスは、今、誰にでも与えられています。
神の声を聞いたなら、その場で方向転換する勇気を持ってまいりましょう。
「きょう、み声を聞いたなら、神にそむいた時のように、あなたがたの心を、かたくなにしてはいけない」
(ヘブル3:15)
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キリストがもたらした良き知らせを心に受け入れる一日でありますように…。
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