今日のみ言葉【No.2717】(2022年 1月11日)「死に対する権威(2)」
町の門に近づかれると、ちょうど、あるやもめにとってひとりむすこであった者が死んだので、葬りに出すところであった。大ぜいの町の人たちが、その母につきそっていた。 (ルカ7:12) ------------------ 聖書中で最も見事な「伏線」は、イサクが捧げられる箇所でしょう。 神はアブラハムにこう命じられます。 「あなたの子、あなたの愛するひとり子イサクを ...
今日のみ言葉【No.2716】(2022年 1月 8日)「死に対する権威(1)」
そののち、間もなく、ナインという町へおいでになったが、弟子たちや大ぜいの群衆も一緒に行った。 (ルカ7:11) ------------------ 小説や映画には「伏線(ふくせん)」というものがあります。 物語の最初に、謎めいたものや何でもない風景を映し出し、その意味が後に回収され、なるほどと読者を唸(うな)らせるのです。 ルカ7章のやもめのひとり息子の蘇 ...
今日のみ言葉【No.2715】(2021年12月28日)「信仰のお手本(5)」
ただ、お言葉を下さい。 (ルカ7:7) ------------------ 「マタイ77」は神様への緊急電話番号のようなものです、と以前この御言葉メールで書きました。 (↓過去記事参照) mikotoba.org/?p=407 今日の「ルカ77」は信仰の模範電話番号だと言えるでしょう。 -*-*-*-*-*-*- この百卒長は実に謙遜な人です。 イエス様が ...
今日のみ言葉【No.2714】(2021年12月27日)「キリスト教イロハ(208)『ローマ人への手紙』」
それは、今の時に、神の義を示すためであった。こうして、神みずからが義となり、さらに、イエスを信じる者を義とされるのである。 (ローマ3:26) ------------------ ラブソングは特定の一人の人のために書かれています。 ところが、それを聞いた多くの人が、いつの間にか自分のためのラブソングとして歌っているのはなぜでしょう? 共通する部分があるから ...
今日のみ言葉【No.2713】(2021年12月25日)「最も弱い人」
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼たちは「さあ、ベツレヘムへ行って、主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互に語り合った。そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。 (ルカ2:15-16) ------------------ 牧師の説教の裏話をひとつ。 神学校の説教学の時間、熟練した牧師か ...
今日のみ言葉【No.2712】(2021年12月24日)「信仰のお手本(4)」
わたしたちの国民を愛し、わたしたちのために会堂を建ててくれたのです」。 (ルカ7:5) ------------------ 「先生、私はイエス様を信じています。でも、立場上、それを表すことはできないでいます。ご容赦下さい」 そう言われる会社の経営者の方と何人もお会いしてきました。 信仰を公に表明したら、取引先との間に影響が出ることが十分に考えられるからです ...