今日のみ言葉【No.2788】(2022年 4月14日)「創世記(6)」
主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた。
(創世記2:15)
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厚く雪に覆われていた畑にも春が来て、黒い土が現れました。
見ると、晩秋に植えた小松菜や紅菜の苗が伸び、黄色い花をつけています。
間もなくその葉を摘んで、春の菜の味を楽しむことができるでしょう。
私は、
「あのような簡単な作業でこんな収穫が得られるなら、いくらでも働けるなあ」
と思いました。
エデンの園での労働は、きっとこのような思いの連続だったことでしょう。
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聖書は、神はこの地球を贈り物として人間にゆだねられたのだと教えています。
「わたしは全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたがたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう」
(創世記1:29)
ただし、神が造られた良いものは、神の支配とご計画のもとで使わなければなりません。
そうでないと、神からの贈り物は呪いとなり、善が悪に変わってしまうからです。
そこで、神に造られた最初の人間には、エデンの園を管理する責任が与えられました。
「主なる神は人を連れて行ってエデンの園に置き、これを耕させ、これを守らせられた」
(創世記2:15)
労働が与えられたということです。
これはエデンの園でもやはり苦労はつきものだったということでしょうか?
いいえ、労働が苦役となったのは、人間が堕落した創世記3章以降であり、神が意図されたとおりの世界である創世記2章の時点ではそうではありません。
現在の我々が農作業に関して抱くイメージとは違い、害虫も天災もなく、効率よく収穫が得られ、それは喜びだったのです。
そして、
「こんなにも素晴らしいものを生み出してくれる神様は何と素晴らしいことか」
と、労働自体に礼拝の要素があったことでしょう。
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現代の管理社会に組み込まれた人間にとって、労働とは自分の労力と時間を切り売りし、それでやっとホッとできる時間を確保しているかのような感覚があります。
働くことは苦しみであるというイメージです。
しかし、神が意図された世界では、労働は神から与えられた使命であり、喜びをもたらすものであり、賛美と礼拝の時間だったのです。
創世記3章以後、それは壊されて、部分的に機能するだけの状態に陥っていますが、もともとは良きものとして造られていたことを覚えましょう。
そのようにして自分の仕事を新たな目で見つめていく時、様々な矛盾や理不尽さの中に、神の意図を見出していくことができるのです。
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喜んで働く時を持つ今日として参りましょう。
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