今日のみ言葉【No.1330】(2016年 7月15日) 016 「パリサイ人シモンと香油を塗った女」(2)
それであなたに言うが、この女は多く愛したから、その多くの罪はゆるされているのである。少しだけゆるされた者は、少しだけしか愛さない (ルカ7:47) ------------------ 私は工学部の応用化学科の出身のせいか、料理を見ると、どうしても 「これはビタミンA。これはタンパク質。生命維持用の必須成分はどれだ?」 と見てしまいます。そして、 「この物質 ...
今日のみ言葉【No.1329】(2016年 7月14日) 016 「パリサイ人シモンと香油を塗った女」(1)
それから女の方に振り向いて、シモンに言われた、「この女を見ないか。わたしがあなたの家にはいってきた時に、あなたは足を洗う水をくれなかった。 (ルカ7:44) ------------------ 「社会人カースト」という言葉が若者の間で流行っているそうです。 カーストとは、現在では法律で禁止されていますが、インドで古くからある身分制度です。 学生というほぼ平 ...
今日のみ言葉【No.1328】(2016年 7月13日) 015 「やもめとそのひとり息子」(3)
そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいる者たちが立ち止まったので、「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。 (ルカ7:14) ------------------ 日本でお葬式に出ると、「清めの塩」を渡されることがあります。 現代のように医療技術が進んでいない時代、伝染病で亡くなった人から感染してまた死者が増えていった等の事態があったのでしょう。 死 ...
今日のみ言葉【No.1327】(2016年 7月12日) 015 「やもめとそのひとり息子」(2)
主はこの婦人を見て深い同情を寄せられ、 (ルカ7:13) ------------------ ひとり息子の死に対して為すすべもなく、棺を担いだ行列はただ墓に向かって進んでいきました。 その途中で、いのちの主であるイエス様と弟子達、そしてその後に続く大群衆という行列とすれ違ったことは大変対照的です。 このやもめを見たイエス様の姿を、口語訳聖書では 「深い同情 ...
今日のみ言葉【No.1326】(2016年 7月11日) 015 「やもめとそのひとり息子」(1)
主はこの婦人を見て深い同情を寄せられ、「泣かないでいなさい」と言われた。 (ルカ7:13) ------------------ 私はロサンゼルスにいた時、カラスのお葬式をしたことがあります。 ある冬の朝、ずっとカラスが鳴き続けているので、調べてみると、水を抜いたプールの底に弱った子ガラスがいました。 ケガをしたのか、わずかに残ったプールの消毒水でも飲んだの ...
今日のみ言葉【No.1325】(2016年 7月 9日) 014 「百卒長とそのしもべ」(3)
使にきた者たちが家に帰ってみると、僕は元気になっていた。 (ルカ7:10) ------------------ 「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」 これは、旧日本海軍連合艦隊司令長官、山本五十六(やまもといそろく)の言葉です。 太平洋戦争開戦の真珠湾攻撃を指揮した軍人であっても、言葉だけで人は動かないものだと痛感していま ...