ローマ,御言葉

これは律法の要求が、肉によらず霊によって歩くわたしたちにおいて、満たされるためである。 (ローマ8:4) ------------------ 戦国時代、織田信長が初めて黒人を見た時、家来に命じて彼の体を一生懸命洗わせたという逸話が残っています。 やがて黒い体から白い体が現れてきて…、などということはありません。 これと同じように、聖書が語る罪とは洗っておち ...

ローマ,御言葉

律法は罪なのか。断じてそうではない。しかし、律法によらなければ、わたしは罪を知らなかったであろう。 (ローマ7:7) ------------------ 教会に来てお話を聞き出すと、「律法」という言葉を頻繁に耳にします。 私は律法を「掟(おきて)」という暗くて堅苦しいイメージでとらえていました。 自分を縛り、その掟に背くと大変な罰を受けるという感覚です。 ...

ローマ,御言葉

すなわち、わたしたちは、その死にあずかるバプテスマによって、彼と共に葬られたのである。それは、キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。 (ローマ6:4) ------------------ 日本人は「己に死ぬ」とか「自分を殺して生きる」という表現を使います。 それは文字通りの意味では ...

ローマ,御言葉

そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。 (ローマ5:5) ------------------ 炎天下で腰にロープを巻き付けられ、その先には自動車のタイヤが2本。 これでグラウンドを1周せよと命じられたら、あなたは拷問だと思うことでしょう。 しかし、高校の野球部員は ...

ローマ,御言葉

主は、わたしたちの罪過のために死に渡され、わたしたちが義とされるために、よみがえらされたのである。 (ローマ4:25) ------------------ マタイ25章にタラントのたとえ話があります。 主人は3人の僕たちにそれぞれ5、2、1タラントを預けて旅に出ます。 このタラントとはお金の単位で、現代日本の感覚で言うと、5億円、2億円、1億円というイメー ...

ローマ,御言葉

しかし今や、神の義が、律法とは別に、しかも律法と預言者とによってあかしされて、現された。 (ローマ3:21) ------------------ 宗教改革者のルターがまだ若い修道僧時代、彼は厳しい修行に明け暮れました。 断食をするだけでなく、時には修道院の塔の階段を、足でなく膝をついて登り、祈りつつ一段一段上がっていく、という難行苦行を課したそうです。 す ...