今日のみ言葉【No.1992】(2019年 4月18日)「聖書の成立と構造(2)」
主のはかりごとはとこしえに立ち、そのみこころの思いは世々に立つ。 (詩篇33:11) ------------------ 聖書を何の予備知識もなく、意志と根性で読破しようとする人が必ず陥る思いは、 「あれ、同じような話をさっきも読んだ気がする…」 「これはいつのこと?どっちが前?後?」 というものです。 聖書の中の一つの書だけ見ると、ある程度時間順に書かれ ...
今日のみ言葉【No.1989】(2019年 4月15日)「聖書の成立と構造(1)」
あなたがたは、聖書の中に永遠の命があると思って調べているが、この聖書は、わたしについてあかしをするものである。 (ヨハネ5:39) ------------------ 神学生時代、ヘブル語の授業の最初、旧約聖書原典を手にして、先生は 「この表紙に書いてあるのが旧約聖書の正式名称だよ」 と教えてくれました。 それは、 「律法、預言者たち、そして諸書(トーラー ...
今日のみ言葉【No.1986】(2019年 4月11日)「聖書とイスラエルの歴史(8)」
しかし、もしある枝が切り去られて、野生のオリブであるあなたがそれにつがれ、オリブの根の豊かな養分にあずかっているとすれば、 (ローマ11:17) ------------------ 「ちょっと振り向いてみただけの異邦人」というフレーズが印象的な『異邦人』という大ヒット曲がありました。 二十歳そこそこでスターダムに登った久保田早紀さんは、急激な環境の変化に戸 ...
今日のみ言葉【No.1983】(2019年 4月 8日)「聖書とイスラエルの歴史(7)」
しかし、時の満ちるに及んで、神は御子を女から生れさせ、律法の下に生れさせて、おつかわしになった。 (ガラテヤ4:4) ------------------ 太宰治の名作『走れメロス』は今でも多くの人の共感を呼ぶ小説です。 親友セリヌンティウスの命のために、彼は必死で戻ろうとしますが、人間の情や、ディオニス王からの妨害、厳しい自然条件に遭い、挫折しそうになりま ...
今日のみ言葉【No.1980】(2019年 4月 4日)「聖書とイスラエルの歴史(6)」
「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえと女のすえとの間に。彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」 (創世記3:15) ------------------ 新元号は「令和」と定められました。 「令」を「order=命令、秩序など」と訳す外国メディアがあったのを受けて、外務省では「令和」を 「Beautiful Har ...
今日のみ言葉【No.1977】(2019年 4月 1日)「聖書とイスラエルの歴史(5)」
それとも、神の慈愛があなたを悔改めに導くことも知らないで、その慈愛と忍耐と寛容との富を軽んじるのか。 (ローマ2:4) ------------------ 59歳になった私に、先日年金事務所から今までにない大きさと厚さの封筒が届きました。 中にたくさんの書類が入っています。 こういうのは読むのが大変なので、しばらく机の上に置きっぱなしにしておいていたのです ...