ゼカリヤ書,御言葉

これらは全地の主の前に現れて後、天の四方に出て行くものです。 (ゼカリヤ6:5) ------------------ 夏目漱石は小説『野分』の中で登場人物にこう語らせています。 「明治の四十年を長いというものは、明治のなかに齷齪(あくせく)しているものの言う事である。後世から見ればずっと縮まってしまう。」 自分が生きている時代はどこまでも続くように思え、時 ...

ゼカリヤ書,御言葉

これは全地のおもてに出て行く、のろいの言葉です。すべて盗む者はこれに照して除き去られ、すべて偽り誓う者は、これに照して除き去られるのです。 (ゼカリヤ5:3) ------------------ ゼカリヤは第5章で「飛んでいる巻物」の幻を見ます。 律法が書かれている巻物(トーラー)は、通常手にとって読むものです。 しかしこの人々の頭の上を「飛んでいる巻物」 ...

ゼカリヤ書,御言葉

これは権勢によらず、能力によらず、わたしの霊によるのである。 (ゼカリヤ4:6) ------------------ ゼカリヤ書第4章では5番目の幻「2本のオリブの木と金の燭台」が記されています。 現代日本の燭台のイメージは、チャペルウェディングやセレモニーホールでのロウソクを灯すものですが、聖書でいう燭台は、ともしび皿にオリブの油を注ぎ、芯に火をつけて明 ...

ゼカリヤ書,御言葉

これは火の中から取り出した燃えさしではないか (ゼカリヤ3:2) ------------------ ゼカリヤ書第3章では、天の法廷の幻が出てきます。 ここでの被告は大祭司ヨシュア。訴えているのはサタン。弁護側が主の御使い。そして裁判長が神です。 大祭司は民の代表です。ヨシュアが汚れた衣を着ているということは、彼個人が罪を犯しているということより、神に反逆 ...

ゼカリヤ書,御言葉

わたしはその周囲で火の城壁となり、その中で栄光となる (ゼカリヤ2:5) ------------------ 今や当たり前になってしまった光ファイバー通信網によるインターネットですが、これは森元首相時代の政策です。 2005年にはほぼこれが達成され、日本列島全体に高速ネット通信が可能なインフラが整いました。 その利益を享受している私たちですが、空気のごとく ...

ゼカリヤ書,御言葉

わたしはあわれみをもってエルサレムに帰る。 (ゼカリヤ1:16) ------------------ ゼカリヤが活動をした時代、人々は霊的に眠っていました。 「神殿建設は我々には無理だ」と感じる意識も無いほどまで、霊的に熟睡してしまったのです。 そのような人は自分で自分の目を覚まさせることはできません。 外部の刺激がなければ起きることはないでしょう。 しか ...