御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

時に主はアブラムに言われた (創世記12:1) ------------------ 「早い、安い、うまい」 これができたらその飲食店は繁盛まちがいなしでしょう。 ファストフードやB級グルメがもてはやされるのも納得です。 ところで、神の救いはこれと正反対で 「遅い、高い、まずい」 です。 人間の救いの完成までには気の遠くなるほどの時間がかかり、高価な、しかも ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

地はあなたのためにのろわれ、あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。 (創世記3:17) ------------------ 人間に罪が入ったことで起きる影響をここで少しまとめてみましょう。 まず第一に、人間は神から離れ、神がわからなくなりました。 神がいると仮定してみても、罪を罰する怒りの神の顔が見えてくるだけです。 第二に、神という絶対的基準が無くなっ ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」 (創世記3:12) ------------------ 「責任転嫁という語はもしかして聖書的かも?」と考えたことがありました。 アダムは禁断の木の実を食べた理由をエバのせいにしたので、「責任を嫁に転ずる」となったのでは?という浅はかな発想です。 しかしそれは全く想像の産 ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。 (創世記3:9) ------------------ 船から剣を落とした人がいました。 剣は揺らめいてアッという間に水の中に沈んでいきます。 すると彼は、「落ちたのはここからだ」と船べりに傷をつけ、こう言いました。 「ヨシ!これでいつでも探せるぞ!」 落語に出てきそうな話ですが、3世紀の中国の ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。 (創世記3:8) ------------------ 緊急地震速報の音を聞くと嫌な感じがするのは不協和音が使われているからです。 踏切の「カーン、カーン、カーン」という警告音も不協和音の組み合わせです。 不安や警戒感を ...

御言葉,聖書を救いのストーリーとして時系列で読む

ほんとうに神が言われたのですか (創世記3:1) ------------------ エデンの園でへびは3段階にわたって人間にアプローチしました。 (1)疑い へびは 「ほんとうに神が言われたのですか」 (創世記3:1) と人間に疑いを起こさせます。 しかも、 「園にあるどの木からも取って食べるな」 (創世記3:1) と、さも神が人間を全ての点で縛っている ...