今日のみ言葉【No.3354】(2024年 5月14日)「悔い改めの必要性(2)」
ちょうどその時、ある人々がきて、ピラトがガリラヤ人たちの血を流し、それを彼らの犠牲の血に混ぜたことを、イエスに知らせた。
(ルカ13:1)
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聖書の内容を知らない人にイエス・キリストを伝えるにはどうしたらいいのでしょう?
この難題に挑戦したのがルカによる福音書の著者ルカです。
日本人に代表される異邦人は、ユダヤ人のように旧約聖書の引用を出せば信じる人たちとは違います。
誰でも納得できる客観性が必要です。
これは英語の頭文字を取った「5W1H」によって成されます。
・いつ(When)
・どこで(Where)
・誰が(Who)
・何を(What)
・なぜ(Why)
・どのように(How)
です。
このようにルカ福音書が書かれていることを見抜いて読めば、イエス様の受け答えの意図が読み取れます。
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・いつ(When) → 「ちょうどその時」
これは直前の12章の最後の部分です。
イエス様が神の裁きについて語っている時です。
・どこで(Where)
12章からわかるのは、群衆が集まっている場であったということです。
・誰が(Who) → 「ある人々が」
これは、「ガリラヤ人」という表現から、エルサレムから来た人たちだと推定されます。
首都エルサレムから来たのですから、彼らは間違いなく律法に精通したエリート集団です。
・何を(What) → 「ピラトがガリラヤ人たちの血を流し、それを彼らの犠牲の血に混ぜたことを」
総督ピラトが、神殿で犠牲を捧げようとしたガリラヤ人をローマ帝国への反逆者と見なし、虐殺した事件がありました。
彼らの血はいけにえの動物の血と一緒になって流されたことを表します。
・どのように(How) → 「イエスに知らせた」
このとんだ災難を、わざわざエルサレムからイエス様に言いに来たのです。
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・なぜ(Why) → ?
1節では記されていません。
この部分は欠落しています。
なぜ彼らは来たのか?
おそらく、イエス様を見張りに来て、議論をふっかけて、貶めてやろうという理由からでしょう。
イエス様は、この「なぜ」の部分を見抜いて、さらにそこから神の真理を導いておられます。
それが2節のイエス様が答えられた内容です。
以下、次回に続きます。
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すべてを見抜いておられるイエス様に信頼し、導きを求めて参りましょう。
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