今日のみ言葉【No.3584】(2025年 3月11日)「金持ちとラザロの話(1)」

ある金持がいた。彼は紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮していた。ところが、ラザロという貧乏人が全身でき物でおおわれて、この金持の玄関の前にすわり、
(ルカ16:19-20)

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ルカ16章19節から「金持ちとラザロの話」が始まります。

これはたとえ話ではなく、実話です。

なぜなら、ラザロという実際に当時生き、そして死んだ実在の人物の名が記されているからです。

この話は、私たちが死んだ後に味わう世界が実際にどのようなものなのかについて、イエス様が語られた貴重な証言です。

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「ある金持がいた」
(ルカ16:19)

とあります。

過去形になっているのは、この話をイエス様が語られた時点で、彼はすでに世を去り、死後の世界にいたからです。

彼は生前、恵まれた生活を送っていました。

「彼は紫の衣や細布を着て、毎日ぜいたくに遊び暮していた」
(ルカ16:19)

古代において、紫色の染料は極めて貴重であり、紫の衣は高貴な人々だけが身に着けることができるものでした。

また、細布とは上質な亜麻(リネン)で作られた非常にきめ細かい織物で、通気性が良く、高級な下着や寝具などに用いられていました。

肌触りの良い下着を身につけ、入手困難な高級服をまとい、生活の心配や金銭の苦労とは無縁で、自分の好きなことに時間を費やしていた人物。

それがこの金持ちでした。

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一方、

「ところが、ラザロという貧乏人が全身でき物でおおわれて」
(ルカ16:20)

とあるように、ラザロはお金がなく、さらに病気を患っており、金持ちとは全く対照的な境遇にありました。

しかし、ラザロと金持ちはまったく接点がなかったわけではありません。

「この金持の玄関の前にすわり」
(ルカ16:20)

とありますから、目と鼻の先にいたのです。

それにもかかわらず、金持ちは彼にまったく関心を示さなかったようです。

「その食卓から落ちるもので飢えをしのごうと望んでいた。その上、犬がきて彼のでき物をなめていた」
(ルカ16:21)

とあるように、貧乏人ラザロに対して、彼の有り余る財産の中から施しをしたという記述がないからです。

つまり、ほったらかしです。

彼はラザロを放置し、無関心を貫いていたのです。

この金持ちは、物質的には恵まれていましたが、心は冷たかったのです。

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この世では、このような状況は変わらないまま続いていきます。

金持ちはそのまま。

貧しいラザロもそのまま。

そして、やがて二人は死を迎えます。

物語はここから大きく展開していきます。

以下、次回に続きます。

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この世では意識しない限りそのまま進みます。

あえて神の御心を意識し、御心の方向に変えていく毎日を送って参りましょう。

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