今日のみ言葉【No.616】(2013年 7月24日)

「これらのヘブルびとはここで何をしているのか」。
(サムエル記上29:3)

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タマゾン川と呼ばれる川が日本にあるのをご存知でしょうか?

東京・神奈川を流れる多摩川のことです。

熱帯魚や外来種の違法投棄により、南米アマゾン川にしかいないはずの魚が捕れるのだそうです。

この状態を憂える人々は、いつしか多摩川とアマゾン川を掛け合わせて、タマゾン川と呼び始めました。

本来あってはならない状況なのです。

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ダビデも本来いてはならない状況にいました。

彼は敵のペリシテ人の中に身を置いていたのです。

それはサウル王の追跡から身を隠すには絶好の場所だったのでしょう。

しかしそれはあくまでも人間の知恵の産物です。

やがて「ダビデがいる」ということが、現実に「きしみ」を生み始めました。

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ダビデは自分をかくまい、信頼してくれるアキシに忠実に仕えました。

しかし他の「ペリシテの君」たちからすれば、ダビデがそうすればするほど、いざ寝返った時の恐怖が増してきました。

それでダビデはイスラエルを攻めるペリシテ軍から外され、住みかであるチクラグへ帰されるのです。

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あなたは今、本来いるべき場所にいるでしょうか?

ダビデのように最高の知恵を発揮して、敵の中に隠れる、という離れ業を演じ、安定を得たとしても、いるべき場所にいなければ、やがて現実に無理が生じてきます。

神に選ばれた人は神の側にいるべきなのです。

そのような意味で、クリスチャンは頑固にクリスチャンであるべきなのです。

それはこの世と無縁の生活をせよとか、世の人と絶対に交わるな、口もきくな、ということではありません。

固く、ある一線は守る、ということです。

それは一時損をするように見えますが、見えない神の守りの中、やがてあなたの益になっていきます。

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米沢興譲教会で洗礼を受けられた鈴木兄は神様を中心として起業することを決心し、会社名を

「十字電子」

とつけました。

そして会社の朝礼に、月に何回か教会の牧師・スタッフを派遣してもらい、讃美歌を歌い聖書の話を聞く、というスタイルを創業時からずっと続けておられます。

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ところが、社長をはじめクリスチャンは僅か数名。

社員の大部分はキリスト教などとは無関係なパート女性。

朝礼の時間が1分でもオーバーそれば、その分だけパートの皆さんの仕事の時間が減りますが、だからといって給料が減らされるわけではありません。

会社がその損失を負うのです。

ですから、クリスチャンでない幹部の方が腕時計をチラチラ見て、

「フン!」

とたてる鼻息にプレッシャーを感じながら、定時できっちり終わるように私も朝礼のお話をさせていただいた記憶があります。

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さて、その効果はいかほどだったのでしょうか?

お金で計ることは出来ませんが、一番の効果は職場の雰囲気がよい、ということです。

女性の職場特有の人間関係のごたごたがまずありません。

いろいろな方に感想を聞くと、

「朝、家を出る時のもやもやが話を聞いているうちにすっきりした」

「話を聞いているうちに、あー、こうすればいいのかな、と解決のヒントが与えられた」

など、皆さんの心の中でいろいろな反応が起こっていることが分かりました。

神様はこのような方法で、神を中心とする会社を守ってくださったのです。

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自分がいるべき場所に戻り、自分の旗色を鮮明にして今日も一日を過ごして参りましょう。