今日のみ言葉【No.2739】(2022年 2月 5日)「心を変える」
あなたがたは、古き人をその行いと一緒に脱ぎ捨て、造り主のかたちに従って新しくされ、真の知識に至る新しき人を着たのである。
(コロサイ3:9-10)
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先が見えない時代は、ブレない生き方をする人がもてはやされます。
人は、「これさえあれば大丈夫」という確かなものを持って安心したいからです。
しかし、聖書では、変わることが御心の時があり、変わらないで一途に進むことも御心の時があります。
その違いをどのように見極めたら良いのでしょうか?
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ロバート・シュラー師が教会建築で味わった話からそのことを学びましょう。
彼が建設中の教会の建物をチェックしに行った時、ある部屋がとても暗くて陰気な感じになっていたので驚きました。
そこで、工事の監督者に
「なぜここに窓がないのですか?」
と尋ねると、彼はこう答えました。
「牧師先生、あなたの計画通りにしております」
シュラー師は、そうだったと思い当たり、そのことを認めざるを得ませんでした。
見えるのは、すでに石膏が塗られたフレッシュな壁です。
すると、突然、シュラー師はボールペンを持って壁に向かって歩いて行き、何とそこに大きな字でこう書いたのです。
「決して自分の考えを変えない人は、完璧な人間か頑固者のどちらかだ」
“People who never change their minds are either perfect or stubborn."
彼は振り向いて、字を書いた場所を指差し、工事監督に言いました。
「ここに窓を作ってくれ」
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自分がしでかした失敗に、降参も支配もされてはいけません。
信仰を磨き上げようとする限り、そこにもっと良いやり方があるなら、喜んで自分の心を変えていくべきなのです。
ただし、自分が間違っていたと認めることは、恥ずかしさを体験することでもあるので、人はそれを避けるために、進んで自分から失敗を認めようとはしません。
その辛さを乗り越えて、より良い道に進むためにはどうしたら良いのでしょうか?
簡単です。
自分は人間である、と人々に言い、自分にも言い聞かせるのです。
もし、もっと他に最高のやり方があるなら、方向を変える。
それが「傲慢」という語とは反対の生き方だからです。
あなたが自分の心を変えようとする時、相当の信仰が必要でしょう。
しかし、神を信頼して進む時、「失敗」という語の意味が変わります。
それは、神が示すより良いプランへの変更の時であり、「新しき人」を着て、さらに神に信頼する時となるからです。
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神のかたちに作られたあなたが、なお一層そのイメージに近くなる今日でありますように…。
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