今日のみ言葉【No.593】(2013年 6月20日)
車はベテシメシびとヨシュアの畑にはいって、そこにとどまった。
（サムエル記上6:14）
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イスラエルの契約の箱を持って7ヶ月間、箱が移されたペリシテの町々には腫れ物の災いが起きました。
そこで彼らは一大方向転換をします。
契約の箱を返そうとしたのです。
「ペリシテびとは、祭司や占い師を呼んで、…、イスラエルの神の箱を送り返す時には、…、必ず彼にとがの供え物をもって償いをしなければならない。」
（サムエル記上6:2-3）
彼らは金の供え物を作り、多大な犠牲を払いました。
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さて、契約の箱を乗せて放たれた牛車は、誰に導かれることもなく進みました。
「すると雌牛はまっすぐにベテシメシの方向へ、ひとすじに大路を歩み、鳴きながら進んでいって、右にも左にも曲らなかった。」
（サムエル記上6:12）
そしてイスラエル領内のベテシメシびとヨシュアの畑にはいって、そこにとどまりました。
神がペリシテ人たちの償いを受け入れられたという証拠です。
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ペリシテ人たちが優れていたのは、
（１）現実を正しく認識したこと
（２）失敗の原因は自分たちにあることを認めたこと
（３）罪を償う決心をし、その犠牲を払ったこと
です。
なかなかできることではありません。
彼らは腫れ物に悩まされ、死者を出す状況の中、
「神の契約の箱を奪ったことが原因だ」
ということを認めずに7ヶ月間を過ごしました。
もうこれ以上の犠牲を払うことはできない、という限界まできて、ようやく方向転換できたのです。
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悔い改めた後は、あっけなく事は進むものです。
今まで道路上で動けなかった新幹線が、線路に移された途端、時速300キロで走るようなものです。
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