今日のみ言葉【No.592】(2013年 6月19日)
そしてペリシテびとはその神の箱を取ってダゴンの宮に運びこみ、ダゴンのかたわらに置いた。
(サムエル記上5:2)
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御利益宗教の特徴の一つは、
「神は人間の幸せに奉仕する存在」
という考え方です。
ですから、そういう神なら多ければ多いに越したことはありません。
役に立たない神は捨てればいいだけです。
これが人間中心の宗教の有様です。
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ペリシテ人の宗教も御利益宗教だったようです。
彼らは分捕ったイスラエルの神の契約の箱を、ダゴンの神の宮に持ち込みました。
ところが御利益どころか、契約の箱が運ばれる所、至る所で災いが起きました。
そこでペリシテ人たちは、
「イスラエルの神の箱を送り出して、もとの所に返し、われわれと民を滅ぼすことのないようにしよう」
(サムエル記上5:11)
と決めざるを得なくなりました。
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さて、私たちはどうでしょうか?
必要を感じなくなったら、災いばかりが起きるようでは、信じても人生が思うようにいかなければ、
「捨ててもよい神」
「いらない信仰」
なのでしょうか?
ここに人間中心の信じ方か、神中心の信仰かの決定的違いがあります。
ところが、自ら進んで人間にも神にも捨てられることを選んだ方がいます。
そのイエス・キリストこそ私の救い主だったのだ、と信じることから真の信仰が始まります。
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神のみ業を深く味わう一日として参りましょう。
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