今日のみ言葉【No.3364】(2024年 5月25日)「生活の処方箋(136)『わたしはぶどうの木』」
わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。
(ヨハネ15:5)
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河合隼雄氏は、幸福の条件を二つ書いておられます。
1.将来に対して希望が持てること。
2.自分を越える存在とつながっている、あるいは支えられていると感じること。
心の世界の啓蒙家であり、多くの人生経験をしてこられた方の幸せのエッセンスを垣間見る気がいたします。
世の中が変わり、年をとり、体や状況がどんなに変化しても、決して人生あきらめないで、
「人生はどんなに苦しい、つらいことがあっても生きるに値するものだ」
を肝に銘じて生きたいものです。
キリストは
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝」
と言いました。
どんなに有能で万能感に満ちあふれる時も、相対的なこの世の中を支える限りない世界があることを謙虚に認めて生きることです。
それが、幸せの確かな礎に他ならないようです。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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剪定で刈り取られたぶどうの枝は、燃やす以外、本当に何の役にも立ちません。
堅くて曲がって引っかかりがあるので、は、細工しようにもできないのです。
このようなぶどうの枝が実を結びのは、ぶどうの木につながっているからです。
つながっていなければ非常に扱いに困るもの。
それがぶどうの枝であり、それが人間だとキリストは語られたわけです。
しかし、あなたがどんなに癖の強い人であろうと、あるいは、自分でも自分を持て余すことがよくある人であったとしても、河合氏が言うように「自分を越える存在とつながっている」こと、つまり、永遠の存在であるキリストというぶどうの木につながっているなら、実を豊かに結ぶ幸福な人生を送るのです。
自分が知る以上の、この世を越えた永遠の世界があることを認め、キリストを通して明かされる神の存在を信じて生きることが、ぶどうの木につながる生き方です。
そこに、何ものにも動かされない平安な世界が広がるのです。
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自分以上の存在を認め、永遠の世界を生きる者として歩んで参りましょう。
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