今日のみ言葉【No.501】(2013年 2月 6日)

この二つの石をエポデの肩ひもにつけて、イスラエルの子たちの記念の石としなければならない。こうしてアロンは主の前でその両肩に彼らの名を負うて記念としなければならない。
(出エジプト記28:12)

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私の遠い親戚に、渋谷109で元祖カリスマ店員としてファッションリーダーとなった方がいます。

「あの人が着ているのと同じものを下さい!」

というお客さんでお店があふれるほどの人気でした。

服そのものというより、そのコーディネートの仕方が若い女性の美を強調してくれたのでしょう。

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出エジプト記28章には祭司の衣服の記述があります。

特別な衣装の中でも更に特別なのは、宝石を身にまとっていることです。
(※https://mikotoba.orgの2月6日の欄に画像があります)

イスラエルの十二部族の名を刻んだ宝石が2個両肩に、そして胸当てには十二個の宝石が編み込まれ、その一つ一つに十二部族の名が刻まれています。

この衣装は、神にとってイスラエルの民は宝石のように価値があり、常に神の心にあるということを表しています。

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私たちも同じです。

神の子イエス様がその命を投げ出して罪の奴隷から買い取って下さったほど、私たちには価値があるのです。

私たちは神の目には宝石以上に輝いて見えるのです。

現状の自分はとてもそう見えないかも知れません。

「お世辞や気休めは言わないで下さい」

と否定したくなるかも知れません。

しかし、神の真理は変わることはありません。

やがて輝きを放つ時が必ずやってきます。

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今や山形県産の高級果物として名を馳せるラ・フランス。

しかし、かつての名前は「みだぐなす」。

これは「見たくなし」、つまり「みばえが悪くかっこ悪いもの」という意味です。

今から30年ほど前、ニコニコ寮でこれを一箱いただいた時がありました。

ラ・フランスという果物です、とはなぜか伝わっていなかったので、

「何これ?固くて食べられない!ジャガイモのできそこない?」

と思い、誰も手をつけず、台所の隅に放って置かれました。

一ヶ月近くたった頃、ハッとその存在を思い出しました。

「大変だ!腐ってるかも!」

あわてて箱を開けてみると、表面は大丈夫そう。

腐敗臭を覚悟しながら鼻を近づけると、意外なことにいい匂いが…。

皮をむいて食べてみると、とろける甘さ!

放って置かれた期間がちょうど良い追熟の期間となっていたのです。

ジャガイモのできそこないがフルーツの女王と認められた瞬間でした。

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あなたは自分を「できそこない」だと思っていませんか?

神の目には宝石として映っていることをしっかり噛みしめる一日として参りましょう。