今日のみ言葉【No.502】(2013年 2月 7日)

主はモーセに言われた、「見よ、わたしはユダの部族に属するホルの子なるウリの子ベザレルを名ざして召し、これに神の霊を満たして、知恵と悟りと知識と諸種の工作に長ぜしめ、
(出エジプト記31:1-3)

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ウィーン大学音楽講師の森美加さんが米沢興譲教会でピアノの演奏をされた時のことです。

教会のピアノの先生に伺うと、「全然違う。とても及ばない。」という感想でしたが、素人の私にはその違いが分かりませんでした。

後に録音された曲をデジタル化し、コンピュータで波形を見てビックリしました。

同じ波形が一つの乱れもなく整然と並んでいるのです。

それはあたかも「鯛の骨」を見ているような感じでした。

匠の技とはこのようなものなのだなと納得しました。

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神様は努力と訓練をを否定される方ではありませんが、時に神の霊を注いで人に「神業」と思わせる力を授けられます。

今日の聖句では、ベザレルという人が選ばれ、神の宿る場所である幕屋の中の物品を作らせました。

神のものですから特別あしらえにしなければなりません。

そのため、

「神の霊を満たして、知恵と悟りと知識と諸種の工作に長ぜしめ」

られたのです。

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神の霊、聖霊は聖書を読む時だけ、祈る時だけに働くのではないことが分かります。

通常の仕事をする時も神の霊は働かれます。

今日からは聖霊様に門戸を広く開放してみたらいかがでしょうか?

今日の仕事に神の霊と力が注がれるように求めるのです。

聖霊様に、

「どうか私の心に入って下さり、私の思い、口から出る言葉、手の技を通してお働き下さい。」

と祈るのです。

とりわけ、

「周りの人をよりよく愛することができるように力づけて下さい。」

という祈りはきっと素早く聞かれることでしょう。

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「これは私の力ではない。神が働いて下さったのだ。」と思える体験は誰でもすることができます。

今日も聖霊に満たされて歩んで参りましょう。