今日のみ言葉【No.777】(2014年 3月 4日)
エルサレムの喜びの声は遠くまで聞えた。
(ネヘミヤ記12:43)
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ネヘミヤ記第12章では城壁の落成式の様子が描かれています。
エズラに率いられて聖歌隊が右回りに、ネヘミヤに率いられた聖歌隊が左回りに城壁をめぐり、合流した後、神の宮に入りました。
民は喜び、
「エルサレムの喜びの声は遠くまで聞えた。」
とあるように、
「神が彼らを大いに喜び楽しませられた」
(ネヘミヤ記12:43)
のでした。
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キリスト教の大きな特色はこの「喜び」です。
洗礼を受ける際の事前の学びとして、
「信徒の務めとは何か」
を教わります。
神がキリストにあって私たちに求めていることとは何でしょうか?
祈りでしょうか?
聖霊に満たされることでしょうか?
奉仕や献金をして教会を繁栄させることでしょうか?
聖日礼拝を死守することでしょうか?
どれも大切ですが、聖書はこのように語っています。
「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。」
「これが、キリスト・イエスにあって、神があなたがたに求めておられることである。」
(第1テサロニケ5:16-18)
主にあって、喜び、祈り、感謝すること。
これが信者の務めです。
そしてその最初が
「喜んでいなさい」
なのですから、難しい聖書の個所をしかめっ面をして研究しているよりも、何も分からなくともニコニコ笑って
「救われたー!」
と喜んでいることの方が大事なのです。
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今あなたは喜んでおられますか?
喜べないあなたにその原因をお教えいたしましょう。
喜べない理由は何か?
それは簡単です。
「自分の思い通りに進まない」
からです。
自分の思い通りになれば、あなたの顔に笑顔が戻ります。
ですから、喜ぶことができるように、
「この私の願いを叶えて下さい」
と神に祈りましょう。
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しかし、自分の願いが全て100%通ることなどあり得ない話だ、ということはあなたも十分お分かりのことだと思います。
自分の思い通りにならず、イライラを抑えながら何とかしのいでいる人はどうしたらいいのでしょうか?
自分の思い通りにならず、祈ってもそうならないという時は、こう考えましょう。
「神の思い通りになっているのだ!」
祈っても事態が変わらないときは、自分の思いとは全く違う、神の御心があるのです。
ただしこの神の御心はあなたを愛する思い100%ですから、決してあなたを害するものではありません。
「わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」
(エレミヤ29:11)
この御言葉の約束を信頼していく時、自分の思い通りにならない状況でも喜んでいける道が開かれていくのです。
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「主を喜ぶことはあなたがたの力です」
(ネヘミヤ記8:10)
今日も主の御心を喜ぶ一日として参りましょう。
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