今日のみ言葉(2012年 2月25日)【No.248】
イエスは答えて言われた、「神を信じなさい。」
(マルコ11:22)
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梅干しやレモンの一切れが舌の上にある…、と想像しただけで唾液が出てきます。
現実には起きていないことでも、心の中にそのことがあれば体は影響を受けます。
心の中で思い描き、そうなると信じると、人間の体調も感情も知性も影響を受け、その方向に向かって動き出すのです。
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「神を信じなさい。」というイエス様の言葉は、続く
「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう。」
という神の約束を短くまとめたものです。
すなわち、
「もうその事は既に成った」
「神様のスケジュール帳では【完了】のチェックが入っている」
と考え、その未来の事実に合わせて、現在を生きていくことなのです。
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これは非現実的な生き方なのでしょうか?
そんなことはありません。
実に多くの人が数年間のローンを組んで自動車を買っています。20年の住宅ローンなどよくある話です。
その間、病気やケガをしないという保証はありません。リストラや会社の倒産の可能性もゼロではないでしょう。
しかし、払えるものだ、と仮定して人は事を進め、多くの人が
「信じた通りになっている」
という現実を普通に当たり前に今日も生きているのです。
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もちろん
「信じたのにそうならなかった」
という結果を味わうこともあります。
人生は単純ではありません。数学の方程式のようにいつも必ず答は1つだけ、とはならないようです。
その時は、「聖書の言葉が間違っている」と早々に否定的結論を出さないで、
「これは何を意味しているか?」
と、自分なりの答を考え出してみましょう。
その過程でもがき苦しむ経験をすることでしょう。
しかし、そこで出した答もさることながら、その中を生き抜いて編み出した生き方に価値があるのです。
トンネルに入る前、弱々しかったあなたが、トンネルから出る過程で鍛えられ、強められ、生きる力を身につけたあなたへと変えられているのを知ることでしょう。
あるいは、強さは身につかなくとも、同じ弱い立場の人を思いやる愛を身につけて神様のトンネルを出る方もおられるでしょう。
信じる一歩を踏み出す人は、信じた通りになる人もならなかった人も、皆、神の御手の中で、神の素晴らしさを身につけ、変えられていくのです。
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神様に期待を持って歩み出して参りましょう。
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