今日のみ言葉【No.2959】(2022年11月28日)「生活の処方箋(8)『感情を知性化する』」
何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。
(ピリピ4:6)
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大方の人は、その誕生の時、大声で泣きます。
そしてまわりは大喜び。
このように人生をスタートします。
感情は、一生、私たちの根底にあるものです。
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大人になるに従い、感情を知性化することが大切です。
大人になると「注射は痛いもの」と覚悟します。
それゆえ、抵抗せずに腕を差し出します。
最初のチクリという痛みを感じただけで、注射は終わることを知っているからです。
つまり、理性の力によって物事を受け止めるので、「苦」という感情が半減されるのです。
このように訓練していくと、あらゆる「苦」が、やがてはニュートラルとなり、試練さえも宝に変えられていきます。
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日々の出来事の中で起きてくる感情とていねいに向き合い、言語化、知性化する訓練をし、祝福の階段を上っていきましょう。
人生の祝福の階段は、上にあがるほど空いているのですから…。
(※田中信生の『生活の処方箋』より)
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古代イスラエルで、ハンナは子が生まれないことによって味わう苦しみを、祈りの中で神に言い表しました。
「いいえ、わが主よ。わたしは不幸な女です。ぶどう酒も濃い酒も飲んだのではありません。ただ主の前に心を注ぎ出していたのです。はしためを、悪い女と思わないでください。積る憂いと悩みのゆえに、わたしは今まで物を言っていたのです」
(サムエル記上1:15-16)
主の前に心を注ぎ出す祈りは、新約聖書では
「何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい」
(ピリピ4:6)
とされています。
神は私たちの思いや感情を、言葉として祈りの中に込めるようにと言われます。
それは、今、自分が、何を苦にしているのか、そして、今どんな気持ちでいるのかを、ひとつひとつ、言葉にして言い表してみることです。
それが祈りとなります。
そして、言語化することによって、今の問題が何であり、自分はどうしたいのかがはっきりし、
「求めるところを神に申し上げる」
という部分がさらに明確にされます。
そのように具体的に祈ると、あの祈りは答えられ、この祈りは答えられなかったという神の応答が具体的にわかります。
つまり、祈りの手応えというものが感じられるようになるのです。
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感情を言語化し、知性化する訓練を、祈りの中でなしていく今日として参りましょう。
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