今日のみ言葉【No.949】(2015年 1月 7日)
あなたは善にして善を行われます。
(詩篇119:68)
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「イロハニホヘト チリヌルヲ」
で始まる「いろは」は
「色は匂えど 散りぬるを」
で始まる歌で、かな文字47字を全て1回ずつ使った技巧的な歌であることが知られています。
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詩篇第119篇は壮大かつ技巧を凝らした詩篇で、22の詩で構成された各部分は、22のヘブル語アルファベットの文字から始まっています。
日本的に言えば、いろは歌です。
テーマは神の御言葉。
神の言葉を、愛し、守り、学び、生きる、ということが書かれてあります。
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なぜ神の御言葉を愛し、信頼して生きるのか?
それは、
「あなたは善にして善を行われます。」
(詩篇119:68)
とあるように、御言葉は善であり真理だからです。
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しかし、
「あなたの戒めはみな真実です。」
と堅い信仰を宣言している同じ86節内で、
「彼らは偽りをもってわたしを迫害します。わたしをお助けください。」
という現実の苦しみと切なる訴えが続きます。
つまり、善にして善を行われる神の御言葉通りに生活していても、安泰な生活が保証されるわけではないのです。
私たちが御言葉の真実を味わうのは、むしろ苦しみを通してであることが多いからです。
試練や艱難の中を通されて私たちの思いは磨かれ、
「こうして、あなたがたの信仰はためされて、火で精錬されても朽ちる外はない金よりもはるかに尊いことが明らかにされ、イエス・キリストの現れるとき、さんびと栄光とほまれとに変るであろう。」
(第1ペテロ5:7)
とあるように、不動のものへと変えられていきます。
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「ゴホンといえば龍角散」のフレーズで有名な老舗の龍角散株式会社。
しかし実際は
「この会社はもって5年、早ければ3年で倒産だ…」
という危機に瀕していました。
新社長に代わってから、「のどを守る」という変えてはならないものは変えず、しかし、変えなければならないものはどんどん変えていく方針で進みました。
そこで発見したのは、寝たきりの患者さんや高齢者の方がお薬を飲むのに難儀しているということでした。
社長は社内の大反対を押し切って、新商品を開発しました。
それが「服薬ゼリー」です。
これだと粉末薬や苦いお薬も難なく飲めます。寝たままでも問題なく飲めます。
これが大ヒット。
今やあのフレーズは「ゴクンといえば龍角散」に変わりました。
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困難を通して、私たちは神は善であることを更に学んでいきます。
この道から外れること無く、今日もまっしぐらに進んで参りましょう。
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