今日のみ言葉【No.2745】(2022年 2月14日)「キリスト教イロハ(218)『テモテへの第2の手紙』」
あなたは真理の言葉を正しく教え、恥じるところのない錬達した働き人になって、神に自分をささげるように努めはげみなさい。
(第2テモテ2:15)
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あなたは自分の願いが御心と一致していると判断して進んだが、結果は思った通りにならなかった時、どうしますか?
「信じた通りにならない!御言葉は嘘だ!神はいない!」
と叫ぶのは極端な反応ですが、そこから先は五里霧中となり、前に進むのに躊躇する状態になっていることでしょう。
そのような時は、先人がどうしたかを学ぶことは有益です。
パウロはどうしたでしょうか?
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実はパウロはローマでの軟禁中、イスパニヤ(スペイン)に伝道する計画を暖めていました。
「そこでわたしは、この仕事を済ませて彼らにこの実を手渡した後、あなたがたの所をとおって、イスパニヤに行こうと思う」
(ローマ15:28)
当時の西方の果てがイスパニヤでしたから、これは、
「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となるであろう」
(使徒1:8)
の御言葉にも合致します。
伝道することは神の御心です。
ならば、この計画は神の思いと同じなのだから、どんどん進む…、と考えることは何もおかしいことではありません。
しかし、現実は、パウロは獄にとらえられ、いつ処刑されるかわからない状況におかれていたのです。
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彼は自分の死を予見し、その前にぜひ弟子のテモテに会うことを切望していましたが、それはかないそうにもありません。
パウロの選択は、神を疑うことではなく、与えられた状況の中で神の御心をさらに果たそうとする生き方でした。
それは、テモテが異邦人の良い指導者になれるように、伝道者のあり方とその心構えを手紙を通して残すというものです。
パウロはローマの獄中で、死の直前の紀元67年頃、この手紙を書きました。
その内容は以下の通りです。
(1)挨拶(1章1節〜2節)
(2)パウロの信仰(1章3節〜18節)
(3)テモテへのすすめ(2章〜4章8節)
(4)パウロの消息と依頼(4章9節〜18節)
(5)結語(4章19節〜22節)
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パウロがテモテに伝えた中心問題は、真理の言葉を正しく伝えることでした。
私たちがその方向で進む時、いかなる形であれ、神の御心を果たしているのです。
謙遜に、大胆に、神の言葉を伝えて参りましょう。
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