今日のみ言葉【No.2744】(2022年 2月12日)「大雪の後の春」
あなたがたは弱った手を強くし、よろめくひざを健やかにせよ。心おののく者に言え、「強くあれ、恐れてはならない。見よ、あなたがたの神は報復をもって臨み、神の報いをもってこられる。神は来て、あなたがたを救われる」と。
(イザヤ35:3-4)
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雪国米沢に住んでいる人でも、今年は大雪だとおっしゃいます。
実家の屋根に1メートル以上も雪が積もるので、業者さんに頼んで1回、私も2回登って雪下ろしをしました。
終わった後の数日間は、腕は筋肉痛、膝はガクガクになり、
「もうこれ以上降らないでくれ!」
と雪雲が張った空に向かって叫びたくなります。
しかし、やがて必ず春が来ます。
周りを囲む雪や氷は溶けて流れ去り、今見ている景色がお花畑に一変します。
聖書では、その春がやってくる時、つまり救い主メシアの来臨があるので、神は「強くあれ、恐れてはならない」と言われるのです。
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救い主キリストが来るまでの間は、うまく行かないことがあって当たり前の時代として定められています。
イエス様は
「みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように」
(マタイ6:10)
と祈れと弟子たちに教えられました。
なぜなら、アダムとエバがエデンの園から追い出されて以来、人類は「堕落した世界(fallen world)」にいるからです。
つまり、神の御心のとおりに行われますようにと祈らなければ、その通りには進まない時代に私たちはいるということです。
従って、この時代は、やれば必ず失敗するのが当たり前なのです。
失敗や苦難や嫌な思いをすることが織り込み済みで、その上でうまく行った実績を積み重ねていくのがこの時代の生き方です。
小学生の筆記用具に消しゴムが必要なのはそのためです。
プロ野球でも一流バッターと言われる選手は3割以上打った人で、7割は凡打でも大したものなのです。
逆に、決して失敗しない人は、価値あることには何もチャレンジしなかったという意味で、完全な敗北者となるのです。
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神は
「あなたがたは弱った手を強くし、よろめくひざを健やかにせよ」
(イザヤ35:3)
と言われます。
チャレンジし、失敗を味わったら、精神的にめげるものですし、肉体的にも疲労感を味わいます。
しかし、弱ったままで終わらずに、あなたなりの強くなる方法を見出しなさいと語られるのです。
なぜなら、「大雪の後の春」は約束されているからです。
「見よ、あなたがたの神は報復をもって臨み、神の報いをもってこられる。神は来て、あなたがたを救われる」
(イザヤ35:3-4)
このことを信じ、うまく行かない中をやりくりしながら、必ずやってくる「春」、つまり、キリストの再臨に備えて、「冬」である今の時代を過ごすのです。
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「強くあれ、恐れてはならない」とは、先を見越した神による愛の言葉です。
神の与えるチャレンジをしっかりと受けとめ、そこに飛び込む今日として参りましょう。
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