今日のみ言葉【No.2617】(2021年 8月31日)「クリスチャンのライフスタイル(2)」
するとイエスは言われた、「あなたがたは、花婿が一緒にいるのに、婚礼の客に断食をさせることができるであろうか。しかし、花婿が奪い去られる日が来る。その日には断食をするであろう」。
(ルカ5:34-35)
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オリンピックは多数のボランティアの人たちによって支えられていますが、「ボランティア(volunteer)」という語を英和辞典で引くと、「自発的」という訳が出てきます。
ボランティアは義務や強制で行われることではなく、まったくその人の自発的意志で行われることなのです。
クリスチャンのライフスタイルも、自由で自発的なものだとイエス様は教えています。
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なぜ断食をしないのかというパリサイ人たちからの批判に対して、イエス様はまず婚礼のたとえで答えられました。
ここは、断食とはあくまでも自発的なものであり、パリサイ人のように義務や強制で行うものではないということを示しておられます。
また、イエス様御自身が花婿にたとえられています。
当時、婚礼は7日間続き、お祝いの期間ですから断食や悲しむ行為は禁じられていました。
ですから、
「婚礼の客に断食をさせることができるであろうか」
(ルカ5:34)
という問いに、パリサイ人たちは、
「できません」
と答えるしかありません。
今は花婿であるイエス様がおられるので、断食はしなくて良い喜びの期間なのだということです。
まずこれで弟子たちが断食をしないでいる正当な理由が証明されました。
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次に、
「花婿が奪い去られる日」
(ルカ5:35)
が来るというのです。
私たちはこれはキリストの受難であることを知っています。
その日には、喜びが与えられている弟子たちであっても、悲しみを味わい、断食することでしょう。
しかし、「断食をさせる」ことができるかどうかと言えば、そうではありません。
喜びも悲しみも、あくまでも自発的なものなのだ、ということをイエス様は教えられたのです。
人間が作った口伝律法に縛られ、義務や強制で生活するのが信仰者の生き方ではありません。
自由に喜び悲しみ、自発的に御心を選ぶ生き方がクリスチャンのライフスタイルなのです。
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神の御心を尋ね求め、自由に選び、自発的に行動する者として今日を生きて参りましょう。
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