今日のみ言葉【No.2479】(2021年 2月24日)「キリスト教イロハ(134)『パウロ』」

わたしは、…、ヘブル人の中のヘブル人、律法の上ではパリサイ人、熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である。
(ピリピ3:5-6)

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ビートルズのポール・マッカートニーと画家のパブロ・ピカソが同じ名前だ、と言われると、「?」となります。

実は両方共「パウロ」という名前が由来となっていて、英語の発音だと「ポール」となり、スペイン語の発音だと「パブロ」となるのです。

ちなみに、ポルトガル語を話すブラジルでは「パウロ」、ドイツでは「パウル」、イタリア語では「パオロ」となっています。

これらはすべて聖書の使徒パウロから出ています。

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パウロという人物はキリスト教信仰に非常に大きな貢献をした人です。

彼がもし履歴書を書いたとしたら、この世的な自己紹介は、

「わたしは、…、ヘブル人の中のヘブル人、律法の上ではパリサイ人、熱心の点では教会の迫害者、律法の義については落ち度のない者である」
(ピリピ3:5-6)

です。

全く非の打ち所のない人だったということです。

彼はキリストと出会う以前、熱心なユダヤ教徒であり、「キリスト教は神を冒涜するものだ」と考え、クリスチャンたちを迫害する立場にいました。

ところが、ダマスコ途上で神の光に打たれ、キリストと出会い、それ以降、熱心な伝道者となったことが使徒行伝第9章に記されています。

パウロは3回に渡って伝道旅行をし、小アジアからヨーロッパへと福音を伝えました。

彼は伝道した各地で教会を建て、後にそれらの教会や個人宛に書いた手紙が新約聖書に取り入れられました。

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神はパウロという「器(うつわ)」を用いられたのです。

パウロの優秀な知的能力、正しい生き方を求める熱心さ、生まれながらヘブル語とギリシャ語を使い分けられる言語能力等は、神の御心が明らかにされた時に適切に用いられました。

私たちの人生でも、神を知る以前の積み重ねが全く無駄になることはありません。

神を知ってから後、それらは神のために用いられ、このために備えられていたのだと知るようになるのです。

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神にあって無駄になることはないと信じ、今日一日も主のわざに励んで参りましょう。

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