今日のみ言葉【No.2387】(2020年10月23日)「ゲツセマネ(4)」

「誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」
(マルコ14:38)

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睡眠に関して間違っている思い込みを3つご紹介します。

(1) 睡眠時間は長いほど良い

必要な睡眠量は人によっても年齢によっても違います。

(2)寝酒を飲むとよく眠れる

アルコール摂取をすると夜中に目が覚めやすくなり、睡眠の質が低下します。

(3)スヌーズ機能を使うと睡眠時間が稼げる

目覚まし時計のスヌーズ機能を使って、二度寝、三度寝をする人はいませんか?

スヌーズとスヌーズの間にうとうとすると、睡眠サイクルの深いところに入り、寝覚めの気分がよくないばかりか、かえって疲労感を味わいます。

一度目のアラームでベッドから這い出すほうがより快適な一日を過ごせるそうです。

そうは言っても、一度眠ってしまったらそこから抜け出すのにはかなりの努力が必要です。

ゲツセマネの園で、弟子たちは眠りこけてしまい、イエス様から言葉をかけられました。

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弟子たちはイエス様から

「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、目をさましていなさい」
(マルコ14:34)

とまで言われたのですから、主と共に必死に祈っていた…、かというとそうではありませんでした。

イエス様が祈り続けておられる間、彼らは眠っていました。

イエス様がご自分の祈りの場から戻ってくるたびに、3回とも彼らは寝ていたのです。

それに対して、イエス様の言葉はこうです。

「誘惑に陥らないように、目をさまして祈っていなさい。心は熱しているが、肉体が弱いのである」
(マルコ14:38)

この場合の誘惑とは、サタンが人を罪に陥れようとする誘いではなく、ゲツセマネの園の後にある信仰の試験のことです。

弟子たちの信仰が試される時がすぐ来るから、それに備えて祈っていなさいというイエス様の愛の言葉なのです。

そしてそれに続く「心は熱しているが、肉体が弱いのである」という言葉には、イエス様の深い憐れみが現れています。

私たちも弟子たちと同様に、心では従いたいと思いながら、滅びゆく肉体で動いていますから、どうしても弱いのです。

イエス様はそこをお責めにはなりません。

むしろ、ペテロに語ったように、弱い私たちを思いやり、支えてくださるのです。

このイエス様の憐れみによって自分の信仰生活が保たれていたのだ、と気づかされる時がやってきます。

その時こそ、御言葉が身にしみる時なのです。

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キリストの愛を心にしみ渡らせる今日とさせていただきましょう。

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