今日のみ言葉【No.2386】(2020年10月22日)「キリスト教イロハ(106)『贖罪(4)』」

罪を犯した魂は必ず死ぬ。
(エゼキエル18:4)

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今日で贖罪の項は終りです。

難しいキリスト教の教理の説明が続いたと思います。

読者の皆様、特にキリスト教初心者の方々には、よくぞここまで連続して読んで下さいました、とお礼を言わせていただきます。

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人間は神によって創造され、神が意図しておられた通りに生きていれば死は入ってきませんでした。

しかし、人間は神に従わず、罪の存在となりました。

罪は必ず裁かれなければならず、償いを要求します。

聖書の神の場合、それは命で支払うということです。

「罪の支払う報酬は死である」
(ローマ6:23)

聖書が主張することは、私たちは神の審判によって死ななければならなくなったということです。

「罪を犯した魂は必ず死ぬ」
(エゼキエル18:4)

人間の心は罪によって不自由となり、肉体も不完全となり、霊魂は滅びに向かっています。

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このような状態からの救いはないのでしょうか?

あります。

それがイエス・キリストによる罪の贖いです。

イエス様はこのような私たちのため、私たちに代わって、神の審判を一身に引き受けて下さいました。

それが十字架の死です。

本来、人間が支払うべき命の犠牲を、キリストが代わりに命を差し出し、死ぬことによって、人間は支払う必要がなくなったのです。

これが、神に反逆した人間の罪を贖うということです。

このキリストの贖罪によって、人類は罪と死から救われるようになりました。

ただしそれは自動的に得られるものではなく、人間側で意識して選ばなければなりません。

つまり、

「もう大丈夫だよ」

と言われるキリストの福音を信じるということです。

このキリストへの信仰によって、罪の贖いの効果が現れてきます。

クリスチャンは

「キリストの十字架によって私の罪は贖われ、過去・現在・未来永劫に渡るまですべての罪はゆるされた」

と信じた瞬間から心に自由と平安が与えられ、肉体の死を迎えた後の復活の希望に支えられて現在を生きるようになるのです。

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キリストの罪の贖いに感謝して、今日の一日を希望を持って生きて参りましょう。

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