今日のみ言葉【No.1128】(2015年 9月10日)
わたしは限りなき愛をもってあなたを愛している。それゆえ、わたしは絶えずあなたに真実をつくしてきた。
(エレミヤ31:3)
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新約聖書の富士の山、と言われるのが、
「愛は寛容であり、愛は情深い…」
と、愛とは何か、を記したコリント人への第1の手紙第13章です。
同じように、旧約聖書の最高峰は今日のエレミヤ書第31章でしょう。
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「わたしは限りなき愛をもってあなたを愛している。それゆえ、わたしは絶えずあなたに真実をつくしてきた。」
(エレミヤ31:3)
イスラエルが回復され、豊かな地に戻り、裁きの苦しみの後に慰めが与えられるのです。
そして主は新しい契約を結ばれます。
「主は言われる、見よ、わたしがイスラエルの家とユダの家とに新しい契約を立てる日が来る。」
(エレミヤ31:31)
新約時代に生きる私たちは、これがイエス・キリストの十字架による罪に贖いであることを知っていますが、この当時はまだその具体的な事実も方法も知らされてない漠然としたものでした。
神の約束の内容は、時が進むにつれ、徐々に明らかにされていきます。
用心深い人は、契約成立のための明確な条件と、契約を果たす実行力が本当にその人にあるのかが示されない限り、その約束の真実性を認めることができないかもしれません。
しかし、それらがまだ見えなくとも、
「わたしは限りなき愛をもってあなたを愛している。それゆえ、わたしは絶えずあなたに真実をつくしてきた。」
(エレミヤ31:3)
という神の言葉に示された人格に信頼を置くことが信仰の勘所です。
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私は自動車に関して詳しくないので、ある業者さんに、
「いい車があったらお願いします。」
とお任せして納車してもらいました。
来た車を見てびっくりしたのは周囲の人です。
若い人からは、
「先生、これは山の峠道を攻めるための車ですよ。いいなあ。僕のと交換しませんか?」
と言われたほどです。
その業者さんに悪気はありません。彼の価値観で「安くてしかも良い車」だったのです。
「これならお客様に喜んでもらえる」と思って選んでくださったのですが、私の用途とはちょっとズレがあったように思います。
何年か経って、車を新しくする際、別の業者さんに頼みました。
これもお任せです。
しかしこの方は私の車の使い方をよく知ろうとし、予算、その他を考慮して下さり、教会向けの車を探し出して下さいました。
今までの車よりもグッと大きい車体なので、最初の何ヶ月かは慣れませんでしたが、1年たった今は、安心して送迎でき、荷物の運搬にも十分で、「これで良かったなあ」と感謝しています。
愛とはこのような日常の小さなことで表され、その真実さの積み重ねの上に、信頼が生まれるのではないでしょうか?
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今日も神の真実な愛を体験する一日となりますように…。
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