今日のみ言葉【No.2299】(2020年 6月19日)「世の終末の預言(1)」

エルサレム 嘆きの壁

イエスは言われた、「あなたは、これらの大きな建物をながめているのか。その石一つでもくずされないままで、他の石の上に残ることもなくなるであろう」。
(マルコ13:2)

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私の父は無一文から会社を起こした人でした。

全く何もないところからそうできた秘訣を、一言、「信用」と強調していました。

目に見えない財産が「信用」だと息子の私に教えるために、「言ったことは必ずそうせよ」と、実感を込めて言われたことを覚えています。

イエス様の言葉を信頼することができるのは、言ったことが本当にそうなるからです。

今回からしばらく世の終わりの預言についてのシリーズとなり、それらが必ず将来実現することを見ていきます。

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マルコ13章は弟子のひとりが神殿の壮麗さをほめたたえたところから始まります。

「先生、ごらんなさい。なんという見事な石、なんという立派な建物でしょう」
(マルコ13:1)

それに対してイエス様は、彼の感動に冷水をかけるかのようにこう言われました。

「あなたは、これらの大きな建物をながめているのか。その石一つでもくずされないままで、他の石の上に残ることもなくなるであろう」
(マルコ13:2)

なぜ「そうだねえ。素晴らしいねえ」と共感し、やさしく受け止めてあげなかったのでしょう?

それは、この弟子がこの世と人間の力の偉大さに目を奪われ、それまで見てきた神のわざの大きさを一時的にでも忘れてしまったからです。

私たちも同じで、現代の科学技術や人間の能力の発達によって様々な問題が解決されていくのを見ると、結局そちらの方に力があり、聖書の言葉など全く力がないのではないかと思わされる時があるものです。

しかし実際イエス様が言われたとおり、この約40年後の紀元70年、ローマ軍によってエルサレムは完全に破壊され、たった一つ残ったものが神殿の西壁で、これが現在私たちが見る「嘆きの壁」だと言われています。

イエス様の言われたことは必ずそうなる。

ここに私たちが神の言葉を信頼できる根拠があるのです。

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主の御言葉に信頼を置く今日として参りましょう。

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