今日のみ言葉【No.2298】(2020年 6月18日)「キリスト教イロハ(79)『十字架の意味(3)」
彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである。
(ローマ3:24)
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緊急事態宣言期間中は毎晩7時に特選メールを配信していましたが、解除と共に終了しました。
今はその代わりに、毎晩7時に私のメッセージ動画をユーチューブで配信しています。
毎回のメールの最後の方↓にYoutubeのリンク先を載せておりますので、一度お立ち寄り下さい。
特に、ある教会員の方からのリクエストでヨブ記のメッセージを先に公開しています。
生きることになぜこのような苦しみがあるのか、という疑問を持つ多くの方々に、聖書は解答を与えています。
聖書は人生の根本的問題に光を当て、そこに神の解決策があることを提示しています。
特に、神との関係を妨げる罪の処理について膨大な量の内容が書かれています。
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キリストの十字架において神の義と愛の両方が成り立つことをお話してきました。
神は人を愛しておられますが、罪ある存在とは同居できません。
神は聖なる御方だからです。
では罪ある人間は愛されておらず、罪が無くなって良い子になれば愛してもらえる資格を得るのでしょうか?
そうではありません。
神は罪の中にある人、神に背く者をも愛しておられるのです。
何としても救いたい。
しかし罪は裁かれ、命でもって償わなければならない。
つまり、愛する人間はそのままでは滅びてしまうということです。
義を通せば人は滅び、愛を通せば不正がまかり通るという迷路の中、神が出された答がキリストの十字架なのです。
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神はそのひとり子キリストを世に遣わされました。
神の子が人のかたちをとり、人間として罪の刑罰を代わりに受けるためです。
キリストは全く罪を犯していませんでしたから、全人類の罪を負うことができます。
神は十字架につけられたキリストに対し、心置きなくその怒りを注ぎ、またキリストは十字架から降りることなく完全にその刑罰を受け切って死なれました。
不正は不正として、罪は罪として完全に審判されたのです。
ここにおいて神の義は全うされました。
「彼らは、価なしに、神の恵みにより、キリスト・イエスによるあがないによって義とされるのである」
(ローマ3:24)
後は愛する人間を迎え入れるだけです。
神の愛も何の支障もなく全うされているのです。
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ここまで神の側でお膳立てされているのですから、そこから先は人間側の問題です。
つまり、
「神はキリストの十字架によって人の罪をゆるしてくださったのだから堂々と神の前に出ることができる」
と信じる者が真にその愛を受けることができるということです。
これは10万円の給付金を受けるのと同様のやり方です。
当然与えられるものだと信じて申し込めば、あなたの口座に振り込まれます。
しかし、
「私にそんな資格があるのだろうか」
「もらえるかどうかわからない」
と思い、通知の内容を疑って信じないでいれば、決して給付金は送られてきません。
良き知らせを、「ありがとうございます」と言って素直に信じて行動することが、十字架の意味を知った人の生き方なのです。
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受け取れるはずのない恵みを、受け取らせていただいていることに感謝し、その恵みの中を堂々と生きる今日として参りましょう。
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