今日のみ言葉【No.3744】(2025年10月 6日)「生活の処方箋（264）『3つのベル』」

喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい。
（ローマ12:15）

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若い女性たちの関心事は、「3つのベル」だと言います。

「食べる」「しゃべる」「トラベル」の3つです。

若さの特権は食べることですが、やがて「食べたくても食が進まない」などという前に、しっかりと食事ができることは喜びです。

第2に、女性は、おしゃべりによってフラストレーションを解放し、英気を養うようです。

第3に、世界どこに行っても、若い、しかも女性たちが2人、3人と連れ立って、旅しているのを見かけます。

私の友人などは、一人旅を楽しんでおられます。

3つに共通していることは、これらによってエネルギーを吸収し、自分の血肉にしていることです。

しかし、自分のためだけでなく、他者のためにベルを鳴らす、すなわち、あなたの存在が他者の慰め、励ましになることも大切です。

他者に喜びを分かち合う者となりたいですね。

（※田中信生の『生活の処方箋』より）

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使徒パウロを通して神が私たちに勧める生き方は、

「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣きなさい」
（ローマ12:15）

です。

自分の喜びを人に伝えるのは簡単です。

しかし、この御言葉は、他者の喜びを自分の喜びとし、共感するという愛の実践を勧めています。

簡単そうに思えますが、自分が悲しい時に人の喜びを共に喜ぶのは難しいことです。

喜びを真に分かち合おうとするには、単に自分の喜びを伝えるだけでなく、他者の心に寄り添うという訓練が必要です。

この共感の姿勢が、キリスト者として他者に喜びを与える土台となります。

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喜びのベルを鳴らす存在として、今日もわずかでも進む信仰生活としてまいりましょう。

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